家庭用IHでは約50%のシェアを持つパナソニック製のビルトインIH。
IHのトッププレートは普段のお料理などで汚れる場合も多いのでこまめに掃除される方も多いでしょう。
しかし毎日の忙しさから
- ラクッキングリルの内部や排気口
- ファンの吸気口
などは年末の大掃除にしよう!
という方も多いのではないでしょうか?
今回はそれぞれの掃除ポイントを写真付きで紹介してみたいと思います。
またSNSなどで公開されている危ない分解清掃についても触れておりますので合わせてご覧ください。
パナソニック製ビルトインIHの種類
一条工務店さんで標準採用できるビルトインIHはパナソニック製のものになっています。
モデルチェンジを繰り返していますが、大きく分けて2タイプの製品に別れます。
操作盤が上にあり物理ボタンのタイプ
細かい操作盤も全てIHの天板(トッププレート)の上にあるグレードでいうと下位グレードになります。
基本的な操作は全て天板の上で行われます。
IHグリルの両脇などは吸気口とパネルがあるだけでスッキリしています。
タッチパネル+プッシュオープンの操作盤のタイプ
対してこちらはオプション採用される方が多い上位グレードタイプになります。
こちらのタイプはトッププレートはタッチパネルになっているので普段のお掃除は簡単そうです。
一方でグリル脇にはプッシュオープン式の操作盤があります。
ラクッキングリル周りの分解掃除
グリル周りは大きく分けて
- 排気パネル
- グリル吸気口
- グリル蓋・グリル内部
に分けてみましょう。
ラクッキングリルと普通のグリルの違いがありますが、大きな違いは無いと思うのでラクッキングリルタイプで紹介してみます。
グリルの排気パネル
こちらは取り外しも簡単ですし難しい点はありませんよね。
こちらの部分が排気パネルになります。
また排気口内部は付近などで拭き取れと書いてあります。
しかしとても狭いので割り箸などに布を巻きつけて掃除すると良さそうです。
しかしここはそもそもお掃除が大変な場所です。
汚れを付けないほうが早そうなので排気口カバーなどをする方も多いですよね。
我が家ではこのようなタイプのカバーを使っています。
普段は鍋などを置いたり出来ますし、グリルを使う際には立て掛けたり出来るような仕様になっています。
しかしグリルだけ使う際には手前にそのまま移動して使うことが多かったりします。
取扱説明書には排気パネルや排気口カバーは食洗機でも洗えると記載がありますね。
ただし基本的にアルカリ性の洗剤は使わないように注意がされています。
食洗機を使う際に洗剤の種類には注意したいです。
我が家ではそこまで汚れていなかったので水洗いで十分綺麗になりました。
ラクッキングリルのグリル蓋やグリル内部
こちらはグリルを使用毎に洗う方ことが推奨されています。
この辺は毎回掃除される方も多いと思いますので簡単に紹介させて頂きます。
こちらのグリルを開けましてグリル皿や網などを取り外しましたら
左右についているこのボタンを押しながら上にスライドさせるとグリル扉が外れます。
グリル扉はもちろんですがスライドレールなども汚れたら放置せずに拭き取りましょう。
またグリル内部の底面と側面はは洗剤をつけたスポンジや布巾で拭き取るように書いてあります。
またグリル庫内の天井に関しては加熱により油汚れを焼き切る「セルフクリーニング加工」がしてあり専用の「お手入れ機能」があります。
このように約20分にわたり天井についた油汚れを焼き切ってくれる機能がありますので活用しましょう。
ファン吸気口の掃除
ここから紹介する吸気口関連の掃除に関しては、取扱説明書を読まない方では知らなかったという方も多いかと思います。
吸気口の掃除の手順を紹介してみましょう。
操作盤が上のタイプ
こちらの旧式のタイプ(型式:KZ-D32YS)を例に簡単に紹介させて頂きますね。
こちらの写真でみえる3つの部品を外すことにより掃除が可能になります。
パネル部分は外すとこのような感じになります。
基本的に油汚れなどは付かずにホコリが付いている状態だと思うので水洗いでも十分かと思います。
洗剤を使う際には中性の台所用洗剤を使うようにしましょう。
外した部品の本体側にもホコリ等が沢山ついていると思います。
掃除機のブラシで吸い取ったり濡れた布巾などで拭き取るだけで十分綺麗になると思います。
プッシュオープンの操作盤のタイプ
プッシュオープン式の操作盤がグリルの脇にあるタイプです。
あらかじめグリル扉などを外した状態のほうが作業しやすいかもしれませんね。
まずはプッシュオープンの操作盤を開きましょう。
我が家のように1年も全く掃除していないとこのようなホコリが沢山ついている事と思います。
入居してからの1年間でグリルの使用頻度が極端に少なかった我が家です。
通常のIH操作は天板(トッププレート)上だけで済むので、この操作盤を開ける機会は実はとても少なかったです。
その分ホコリに気付きにくいし溜まりやすいのかなと言い訳してみます。
それでは上の吸気口カバーを外しましょう。
こちらが手前のパネルになります。
こちらのパネルは右側のこの位置に引っかかりがありますので指で摘んで手前に引くだけで簡単に外れると思います。
このように外す事で吸気口カバーが露出します。
その奥に鉄製の細長い吸気口カバーがあります。
こちらはくぼみに手を引っ掛けて手前に外すことが出来ます。
案の定ものすごいホコリですね。
我が家は共働きで基本的に昼間はIHを使用しないので使用頻度がそこまで多くないと思うのです。
外した吸気口カバーは水洗いなどして綺麗にしましょう。
網の奥に溜まったホコリ等は掃除機のブラシも届かなかったので大きなものは綿棒などを使って取り除きました。
また綿棒では取り切れないと思いますので軽く濡らしたマイクロファイバークロスで掃除をしました。
このようにマイクロファイバークロスを突っ込んで左右に引っ張るように何度か拭き取りをしましたら綺麗になりましたよ。
終わったら外した部品を取り付けましょう。
吸気口カバーはこちらの凸部をハメ込む場所がありますので奥までしっかりと差し込みましょう。
手前のパネルも押し込むように取り付けまして
グリル扉も取り付けまして作業終了になります。
こちらの作業は慣れると大した手間も掛からずに掃除が可能そうです。
しかし油汚れでもないので頻繁に掃除しようとする場所では無さそうですよね。
内部のファンまで分解清掃は厳禁
ここまで紹介しましたファン吸気口の奥にあるファンを掃除したくなる方もいらっしゃるかもしれませんね。
この先の分解掃除は保証対象外になる作業なので絶対に止めて下さい。
SNSやブログなどで掃除をしている方もいらっしゃいますが、作業を拝見すると本当に死にかねない危険な作業をしてらっしゃいます。
この奥のファンに関してはパナソニックさんのサポートセンターにも掃除の必要が無いことを確認しています。
詳しくはこちらの記事にまとめてありますのでご覧ください。
関連 IHのグリルやファンの分解掃除で絶対にやってはいけない注意点
IHクッキングヒーターの掃除のまとめ
毎日使う事になるIHクッキングヒーター。
天板(トッププレート)やグリルの掃除はこまめにされる方も多いでしょう。
しかし操作盤付近のファン吸気口のホコリなどは目立たない場所ですし見逃しがちになるかと思います。
作業自体は全く難しいものではありません。
毎回・毎月とは言いません。
3ヶ月とか6ヶ月に1回程度の掃除を忘れないように出来ると良いなと思います。
また文中でも触れましたように、過度な分解清掃は保証対象外になるだけでなく全く意味のない作業です。
絶対にしないようにお願いいたします。
おまえみたいな輩がいるからどシロウトがまねするんです。
変な事公開するな。
樹脂のラッチが折れたらどうするんだ。
それも公開するんか。
基本、一条の客は中途半端な小金持ちの客ばっかり。
こっちとしては、迷惑千万なんです。
そのうち硝子パネルを外して大変な事になるんでしょうね。
それを楽しみにしています。
匿名 様
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コメント頂きましてありがとうございます。
この記事の内容につきましては取扱説明書に記載のある標準的なお掃除の手順を紹介したものです。
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またリンク先の分解清掃につきましては本当に危険な作業になりますね。
2017年にすでに多くのブログはSNSで内部のファンまで分解清掃をしている物を多く見かけました。
その多くがとても危険な作業をしておりこのままでは良くないなと思い記事を書きました。
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これをみて分解清掃が意味がないことを分かって頂き危険な作業をされる方が減ると良いなと思います。