新築一戸建てを建てよう!という時には、間取りと共に家の様々な住設を決めることになると思います。
- 性能
- 値段
- 材質
- 色
- デザイン
- 掃除や手入れのしやすさ
など、施主さんにより優先する項目は変わると思います。
今回はその中でも特にも「傷や汚れが目立たない事」について触れてみたいと思います。
これは一条工務店の家に住んでみて感じたことです。
家の種類により住設の色が違う事による汚れやホコリの目立ち具合の違い。
考え方は人それぞれである事は間違いないです。
しかし実際に自分で建てた家に暮らしてみて、また他の方の暮らし方を見ながら思うことです。
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傷や汚れが目立つということ
デザインや見た目に拘る。
ずっと考えていた希望や拘りを叶える。
このようなポイントは家の住設を決めるに当たりとても大事な事だと思います。
しかし実際に暮らしてみるとやはり気になるのが傷や汚れです。
傷などは生活する上でどうやっても切り離せないものなので、多少の諦めは必要になるでしょう。
また汚れやホコリに対する掃除や手入れの頻度は人それぞれ異なると思います。
「汚れやホコリが目立つ、気になる」という時に直ぐに掃除が出来れば良いのです。
しかし毎回そういう訳にはいきません。
- 気づいたけど次に掃除しよう
- 今はちょっと時間が無いから
- あとでまとめてやろう
などと色々な理由をつけて後回しにすることも多いと思います。
特にも普段から掃除を心掛けている方は余計に感じることではないでしょうか?
逆にこういう事って気づかなければ何事もなく過ごしてしまうものではないでしょうか?
一条工務店の家は種類により汚れの目立ち具合に差がある
一条工務店の住設で家の種類により設定が決まっているものがあります。
その中に「幅木」と「窓枠」のデザインがあります。
一条工務店の幅木の違い
一条工務店の家の幅木には2種類あります。
このように白い幅木を使っているのが一条工務店の売れ筋である「i-smart」です。
一方でこのような茶色の幅木を使っているのは
- セゾン系
- ブリアール系
- i-cube
など「i-smart」を除く種類になるかなと思います。
これはi-smartの扉などの住設が白や黒を基調としたコンセプトで作られていることからの違いなのかな?と思います。
一条工務店の窓枠の違い
また一条工務店の窓枠にも2種類あります。
このような白い窓枠を使っているのが
- i-cube
- i-smart
などです。
i-cubeに関しては以前までは茶色い窓枠を使っていました。
恐らくトリプル樹脂サッシが採用されるタイミング辺りでi-cubeとi-smartの窓枠は白に共通化されたのかなと思います。
一方で以前からこのような茶色の窓枠を使っているのが
- セゾン系
- ブリアール系
などになります。
この幅木と窓枠が茶色と白なことでどのような違いが出てくるのでしょうか?
幅木にマスキングテープを貼る作業が不思議だった
一条工務店さんの情報交流が盛んなSNSにInstagramが挙げられます。
Instagramではお掃除方法などを紹介する投稿が多いんですね。
その中で目を引いたのが「幅木やコーキングにマスキングテープを貼る」という作業です。
このように幅木の上の部分にマスキングテープを貼るんです。
また幅木だけでなく洗面台やキッチンのコーキング部分にもマスキングテープを貼る事も。
これによって
- 巾木の上に貯まるホコリを掃除しやすくなる
- コーキング部分につく掃除しにくいホコリを掃除しやすくなる
という効果があるそうです。
また幅木の上に貯まる汚れが落ちにくいのは壁紙の糊などの影響もあるようですね。
関連 黒く汚れがついた巾木の掃除方法は?原因が分かれば落とすのは簡単
コーキング部分は汚れが付きやすく落としにくい
家の住設のつなぎ目部分にはコーキング処理が施されている部分が多いです。
- キッチン周り
- 洗面台周り
- 壁に固定された住設の隙間
などはコーキング処理がされている部分が多いでしょう。
お風呂のコーキング処理は普段から水で流される場所なのでそこまでホコリが貯まることは無さそうです。
しかしその他のコーキング処理された場所にホコリが付いたままになると、いざ掃除しようとする時に汚れが落ちにくいんですよね。
幅木の汚れは全く気にならなかった
一方で幅木に関しては最初は本当に無駄なことをしているようにしか思えませんでした。
しかしそれは私自身が幅木の汚れをそこまで認識していないからでした。
我が家のi-cubeで使われているこの茶色い幅木は、色のせいもあってホコリが少しぐらい溜まっていても気づかないんですよね。
一方でi-smartで使われているこの白い幅木は、ホコリが少し乗っただけで割と気づきやすいんです。
白と茶色でホコリの目立ち具合が全く違う
このように一条工務店を例にとると家に使われる部材が「白系」と「茶系」ではホコリの目立ちやすさに大きな違いがあると思います。
それはもちろん窓枠にも当てはまります。
我が家のi-cubeはi-smartと同じく窓枠部分は白いです。
白いだけにこの窓枠の部分に貯まるホコリは結構目立ちます。
一方でセゾン系やブリアールで採用されている茶色い窓枠は、色のせいもあってホコリが目立ちません。
もちろん目立たないだけで同じだけ掃除が必要である事は間違いありません。
しかし定期的な掃除さえ欠かさなければ、目立つホコリに毎日の生活を追われる必要がなくなります。
このような窓枠や幅木の掃除をする際には、マキタ掃除機にフレキシブルホースと棚ブラシを取り付けると掃除がすごく楽ちんですよ。
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気をつけたい汚れが目立つ材質や色
このように毎日暮らす中で「汚れやホコリが目立ちにくい」というのは本当に大切な事だと思います。
デザイン面や性能面を優先する事も良いでしょう。
汚れが目立ちやすくてもこまめに掃除が出来ればそれで良いのです。
何を優先するかは施主さんの選択なのでどちらが正解とは言えません。
しかし打ち合わせの際にはどうしても「理想」や「見た目」や「拘り」を全面に出して勢いで決めてしまう事も多いでしょう。
- お風呂は汚れが目立ちやすい黒系で本当に大丈夫ですか?
- 鏡面仕上げの住設はちょっと触れるだけで指紋も目立ちますよ?
幅木や窓枠など家の選択によりどうしようも無いものもあります。
しかし色々な選択肢がある住設などは、長く使う上でどのような選択が本当に良いのか。
勢いに任せるのではなく今一度そのデメリットをよく考えた上で採用すれば、住んでからの後悔が減るかもしれませんね。
i-smartIIに住んでいます!
汚れが本当に気になって気になって!!
マスキングテープはどれが良いとかありますか?
雪国様
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コメントありがとうございます。
記事中で紹介しましたInstagramのくまさんはi-smartの白い幅木に馴染むように白いマスキングテープを使ってらっしゃいますね。
セリアのマスキングテープのようですが、カラフルなマステがある文具コーナーではなく工具コーナーにある真っ白なマスキングテープのようですよ。