我が家では西日が入り込む掃出し窓があるタイルデッキに、日除け用のシェードセイルを張っています。
その際にシェードセイルをしっかりと固定する為に、外壁にアイプレートと呼ばれる金具を設置しました。
関連 日除けの為のシェード用アイプレートを外壁に取り付る為のポイントまとめ
あくまで標準外作業として取り付けをお願いしたこちらのアイプレート。
なんと2019年6月末より一条工務店さんの正式オプションとして採用されたようです!
しかし聞くところによると何処にでも設置が出来る訳ではなく、その設置条件はかなり限られるようです。
2階にはアイプレートが取り付けられなくなる? 更新
2019.7.14
アイプレート取付位置 更新
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外壁にアイプレート(金具)を取り付ける
日除けの為にシェードセイルを設置する際の悩み事の1つが、その固定方法です。
様々な固定方法がありますが、家の外壁にはアイプレートと呼ばれる金具を設置。
家と反対側はシェード用のアルミ柱を使ったり外構フェンスに引っ掛けるなどの方法が考えられます。
急な天候変化などの際にもシェードセイルが外れて周りに被害を加えないように、しっかりと固定をすることが必要になると思います。
我が家で使ったシェードや固定部品などはこちらを参照ください。
その他の必要部品など
アイプレート設置が一条工務店の公式オプションに
このアイプレートの設置ですが以前までは自分で設置するか、監督さんなどに設置をお願いしなければならないものでした。
もちろん知識があれば自分でも作業は可能です。
しかし外壁面への施工ということもあり、施工時の失敗などによる
- 外壁内への雨漏り
- タイルの破損
- その際の保証問題
などを考えるとしっかりとした施工をお願いしたく、設計時から営業さんや監督さんに依頼しての作業をおすすめしておりました。
関連 一条工務店の外壁に日除けサンシェード用の固定金具を取り付ける方法
しかしあくまで標準外の特別作業。
作業を断られる方や、どのタイミングでお願いしたら良いのか?と迷う方もいらっしゃったことでしょう。
それも標準外の作業をお願いするだけに仕方のない事でした。
まだまだ分からないことだらけではありますが、現状で把握できているだけの情報を共有したいと思います。
内容に間違いがある可能性もありますので、必ず担当の設計さんなどに確認をお願いします。
また追加の情報などありましたらコメントまで情報提供をお願い致します。
外壁へのアイプレート金具取り付けのまとめ
それでは2019年7月現在での情報になります。
加えてお断りしますが正確な情報とは限りません。
皆さんよりの情報提供をお待ちしております。
アイプレート設置の依頼
こちらは家の設計時にお願いをする公式オプションになります。
よって着手承諾前までに設計士さんに依頼をして図面に記載をしてもらい、見積書などにも計上が必要になるかなと思います。
既に着手承諾をされている方に関しては、恐らく今までと同じように個別に依頼することが必要なのかな?と思います。
あくまでこれから打ち合わせ→着手承諾をされる方を対象にしていると思います。
また後に記載しておりますが、設置場所には細かいルールがあるようです。
その既定の場所以外に設置をする場合には、公式オプションとはならず外の料金が掛かる可能性は理解しておきましょう。
アイプレート設置のオプション料金
アイプレート設置のオプション料金は現状で確認出来ているのは
2,000円/箇所
という金額設定です。
この場合には3箇所なので6,000円という事になろうかと思います。
公式オプションで設置されるアイプレートの種類やサイズが分かりませんが、部品代だけでも1,000円程度はするものです。
アイプレートの設置可能箇所
またアイプレートの設置可能な場所はかなり限定されているようです。
基本的な事をまとめると
- 窓の上のタイルが縦になっている付近から横のエリア
- 窓に対して左右均等に設置できない場合もある
という事です。
設置可能箇所は、この窓枠のタイルが縦に貼られている部分から左右方向への設置が基本になりそうです。
また45cm間隔で設置が出来るというお話もあるようですが、これは下地が45センチ間隔であることからそのように言われているものと思います。
また窓に対して左右均等に設置出来ない可能性に関しても、この下地が原因なのかなと思います。
私の場合はたまたま均等っぽい場所に設置出来ています。
しかし窓の大きさは様々。
窓に対して左右均等に下地があるわけではありませんからね。
どうしても左右均等にしたかったら、別途作業にて下地を入れてもらうなどの対処が必要なのかなと思います。
設置場所が窓枠上のライン付近に限定されている理由として考えられるのは
- タイルを加工する手間がかかる
- オプションとして図面などに記載する際の都合
などの関係もあるのかなと思います。
公式オプションになるという事はしっかりと図面に記載され、恐らくHRDで壁が作られる段階で加工などがされてくるという事なのかな?
その際にしっかりと場所を特定し図面に記載する為には、場所の特定は大きな問題なのかな?とも思います。
よって指定外の場所に設置を依頼する場合には、もしかしたら今までと同じような設定外のような作業をお願いする必要もあるのかもしれません。
この辺はいろいろな方の打ち合わせ時のお話をお聞かせ願えれば嬉しいなと思います。
2階にはアイプレートが設置できなくなる?
2019年7月24日追記分
コメントにて情報提供を頂きました。
今後はアイプレートの設置は1階のみになり、2階には設置出来なくなるという事です。
2階の窓にももちろん日除けが欲しい場面があるでしょうし、需要はあるものと思います。
しかしアイプレートを取り付けてもシェードを取り付ける作業などの際に、高所であることから予想外の転落などの危険性も考えられますよね。
そういった危険性とその責任などを考えての措置なのかな?という勝手な考えですがいかがでしょうか?
ひとつ心配というか分からないのが
2階のバルコニーなどがある場所のマドにもアイプレートは設置出来ないのか?
という点です。
足場もしっかりありますので「危険性」という面の懸念は減るのかなと思います。
またバルコニーなどは手すり部分にシェードを張ることも出来ますので使い勝手はすごく良いのですよね。
この辺の追加情報などがありましたら、加えてお待ちしております!
アイプレートは窓枠の上ではなく両脇に取り付けたい
我が家ではアイプレートを窓の上ではなく少し離れた両脇に設置しています。
これにはしっかりとした理由がありまして。
シェードというのは基本的に2辺を引っ張るように設置されます。
我が家ではゴムを使用しており紐でもいいのですが、
このようにシェードセイルに対して斜めに引っ張ることになるんですよね。
壁から地面方向にシェードセイルを張る時も基本は変わりません。
窓枠から真っ直ぐに引っ張っても取り付けできない訳ではないんですよ。
しかしシェードにたるみが出てしまいますし、取付状態としてはあまり良いものではないと思います。
つまり窓枠の真上にアイプレートがあってもそれが本当に使い勝手の良い金具になるのか?というのはちょっと疑問が残ります。
タイルが縦方向であることから窓枠上の部分にアイプレートを設置しがちかと思います。
アイプレート取り付けオプション化の情報を求めます
今回の記事は、Instagramにて私のアイプレート取り付けを参考にお問い合わせ下さった方よりの情報提供がきっかけでした。
アイプレートの取り付け自体は私が建築する前から設置されている方もいらっしゃいました。
しかしそれは単なる日差しを遮るという目的の為だったと思います。
しかしながら
- 春から秋までのエアコン1台での全館冷房除湿
- 高気密高断熱住宅の暮らしに大きく関わる日射制御
- その為に日除けのシェードセイルを設置する
- その為に外壁にしっかりとしたアイプレート(金具)を設置する
これが皆さんにしっかりと伝わってお問い合わせして頂き、取り付けをトライして下さったからこその公式オプション化だと思っています。
私自身が既に建築済みであることから、建築士さんなどから詳しい情報を聞ける立場にございません。
これから公式オプションにてアイプレートを設置される方におきましては、その情報を頂けますと大変ありがたいです。
私のサイトのコメント欄などはメールアドレスなどを入力しなくてもコメントが可能です。
出来る限りの情報を取りまとめて共有したいなと考えております。
まぼこさん、
早速ありがとうございます♪
本日また営業さんと会うことがあったので
設置箇所数を増やすと共に
確認があったので最新情報(訂正)です♪
早速おろしてくださったこの記事の
【アイプレートの設置箇所】
の2番目の画像、
(3箇所の内の左右)
基本まぼこさんの形設置できるそうです!
でも縦タイル端から左右均等の位置に
できないもしれない事は変わり無いとのこと…
よろしくお願いいたします♪
アイプレートについてはまだまだ
営業さんに聞きたいことがあるので
情報持ってきますね!(笑)
他の皆さんからの情報も楽しみにしてます(^o^)/
@yuppon_icube 様
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コメント、そしてInstagramでの情報提供ありがとうございます!
早速記事内容を変更しておきますね!
今後設置は1階のみになる、2階には設置できないと営業さんが言っていました。
匿名 様
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コメントありがとうございます!
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2階、というのはバルコニーなどの窓枠の上も設置不可能になるのでしょうかね?2階の足元に何もない窓の上に設置するアイプレートに関しては取付時の安全性を考えると一条工務店さんで積極的に設置が出来ないという理由にはなりそうな気がします。
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頂いた情報を更新させて頂くとともに、皆さんからの追加情報を募ってみようと思います。
情報提供ありがとうございました!
まぼこさん
こんにちは^ ^はじめまして!
いつも陰ながらブログを読ませていただいております。
1年ほど前からi-smartに住んでいるものです。
以前からまぼこさんのように、サンシェードを設置したく、金具の取り付けを検討しておりました。
取り付けに関して、設計段階でも、営業の方に相談したことはあるんですが、軽く流されてしまった記憶があり、家が完成してから追々考えようと思っていました。
アイプレートの設置が正式にオプションになったとの情報をこちらで拝見したため、早速、営業の方へ取り付けができるか確認しました。
すると、
「保証できないから、やってあげたい気持ちはあるけど、ごめんなさい」
と言われてしまいました。泣
保証外ならやってもらえるのか?という問いにも、はっきり返事はもらえず、、、最終的に「やれない」という回答でした。
「外構屋さんかホームセンターでシェードを購入し、取り付けまでお願いしてください」と、、、
まぼこさんは保証対象外になることを承知で、取り付けてもらっていますか?
壁に金具を付ける以外の方法で検討しなければならず、強度的にどうなんだろう、、、とサンシェードを諦めた方がいいのかなとも思うようになり、とても残念な気持ちです(/ _ ; )
花子様
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コメントいただきましてありがとうござます。
アイプレートの設置が正式にオプションになったとはいえ、これは着手承諾前から計画が出来ますよという事なので後付での作業が正式に出来るようになったということでは無いかと思います。
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保証関係は実は確認をしていないのですし厳密にいうと対象外という扱いになるかもしれませんが、少なくとも我が家では一条さんにしっかりと対価を支払って設置をお願いした件ですので設置上の不具合は心配しておりません。またもしもの際には相応の対応はしてくれるものと考えております。
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後付けでの設置自体は基本的にやってくれるものと考えております。営業さんにお願いするのではなくて工事課に直接依頼をして見積もりをとってもらっては如何ですか?営業さんがサービスでやるのに保証関係は。。。とそこでストップしてしまっているような気がしてなりません。ただし担当工事課さんなどの対応によっては無理にお願い出来ない可能性もありますので上手く聞いてみてくださいね。
まぼこさん
先程コメントした花子です。
アドレス付け忘れましたのでお送りします。
失礼しましたm(_ _)m
まぼこさんお久しぶりです、以前フッ素コートと夏場の全館冷房など参考にさせていただきました。ここでまぼこさんに相談したいことが…。ことしも全館冷房をしていますが、梅雨明けからの猛暑で日中は冷房の威力もあまり感じられず。そこで日中はロスガードを休止させたらどうかと思ってます。いくら熱交換率が90%以上といっても外気温が34℃超えたら給気の温度が高くて部屋が冷えにくいのでは?うちは38坪ありますが3人家族で日中も留守がちなので2酸化濃度も湿度も上がらないのでいっそのことロスガードを休止したらどうかと。でも空気の流れが止まると、カビなどが空調系に悪影響があるのかなとも思います。どうでしょうか?
>ポケちゃん様
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コメントいただきましてありがとうございます。
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ロスガードは絶対に切らないでくださいね。猛暑の時期となれば室温も自然と上がっていくものです。そんなときはエアコンの温度設定を下げるとか、エアコンの風量を小に拘らずに中などにしてもしっかりとサーモオフせずにエアコンが動いてくれるものと思います。
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室温は普段よりも高めかと思いますが、しっかりと除湿されていれば不快感は無いかなと思います。
まぼこ様
ためになる情報、参考にさせていただいております。
つい先日、着手承諾まで終わった、とげと申します。
ちなみに、拙宅の仕様は、17坪に三階建てのセゾン、全面ハイドロテクトタイル張り、太陽光屋根の、西玄関です。
南と、東が二階建ての家、北がいわゆる位置指定道路です。
実家の建て直しなので、強烈な西日対策には頭を痛めていました。(三階建てで頭ひとつ抜けるので南側も)
アイプレートに関しては、施主支給を考えていたのですが、一条さんが用意すると言われ、コネを利用しても一条さん支給が安かったので、保証も考えて任せました。
で、取り付けを希望したのは、
①西の二階ベランダ上方と、三階ベランダの下方(二階ベランダの空間を虫除けネットで囲めるように)
②
三階西側ベランダ吐き出し窓の上。
③三階東側ベランダ吐き出し窓の上
④三階南側窓の上
でした。
この内、①はベランダの強度の関係で却下(突っ張りオーニングでしのぐ予定)
②と③はOKもらいました。
蛇足が長かったのですが、うちは二階三階に、しかも、三階窓には足場すら無いのですが(てすりは付けます)、本社も許可出たみたいです。
滑り込みセーフと言う感じでしょうか。
ちなみに、パッドアイ取付施工は28,800円/9箇所で見積出てます。
単価3,200円ですね。
とげ 様
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コメント頂きましてありがとうございます。
お返事が遅くなりまして申し訳有りません。
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今までに無かった3階建ての設置例ありがとうございます!
正式オプション化してからまだまだ手探りな面もあるでしょうから、今後の設置事例に関しては注意が必要かなと思います。3階窓の件については他の方の情報から見るとOKが出て良かったですねという件かもしれません。建築中には足場が作れるので、まさに正式オプションだからこそ取り付けが可能だった場所かもしれませんね。日除けの取り付け外しの際には十分ご注意ください。
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お値段は今までの報告よりもちょっと高めのようですね。3階部分が考慮されてるのかもしれませんが、これも他の方の情報を待ちたいなと思います。
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ありがとうございました!
疑問があるのですが梅雨時期の湿度はエアコンではなく除湿機ではだめなのでしょうか?
けん様
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コメント頂きましてありがとうございます!この除湿機ではだめなのか?という質問はよく頂くものです。
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除湿機というのはある程度限られた空間の中を限定的に除湿するには良いのかもしれません。ただしその除湿効率はエアコンの除湿能力には大きく劣ります。例えばパナソニックのハイブリッド式衣類除湿乾燥機と日立の再熱除湿を使ったドライ運転を比べると、
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パナの除湿機→ 750ml/h 消費電力800W/h タンクの水を排水する必要有り、消費電力はほぼ一定、騒音も大きい
日立のドライ→ 1420ml/h 消費電力770W/h この消費電力は最大除湿時なので普段の消費電力は大きく下がる
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というように、家全体を除湿するという観点から見るとその除湿能力の違いがどれだけあるかを実感いただけるかと思います。また消費電力の観点からもエアコンは再熱ドライではなく通常の冷房運転であればもっと消費電力をへらすことが可能になります。
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もちろん私も梅雨時期などエアコンの動きが微妙な時に除湿乾燥機をサブで使うことがよくあります。しかしあくまでサブであり、家全体を「除湿する」という全館冷房(全巻除湿)という観点から見るとエアコン以外の選択肢はありません。