我が家の外壁部分には標準品・標準外品を含めて多数の照明とコンセントが設置されています。今回はその内容を紹介したいと思います。
一条工務店の標準外部コンセント
一条工務店さんで現在外部コンセントとして取り付けされているのはパナソニック製のこのタイプのコンセントになると思います。
WK4603S
オプション料金:6,400円(2口タイプ)7,000円(3口タイプ)
ご覧のように希望小売価格を大きく超える金額になっております。私が勝手に考える理由としては
- 外部まで配線を引き回す料金が上乗せされている
- コンセントを設置後にタイルを貼り直す作業の手間賃
これらが考えられるのかなと思います。特にも気を付けたいのが上記2番の理由でして、外部コンセントを図面上で設定しますと上棟時に運ばれてくる外壁面には既にタイルが貼られない状態で納品されます。そして外壁面の黒い土台にコンセントを取り付け後に綺麗にタイルを貼ってくれます。仕上がりが全然違いますし、それだけに簡単に高さの変更なども出来ませんので設計時にはよく注意されて下さい。
明るさセンサ・タイマー機能付き外部コンセント
スマート[電子]EEスイッチ付フル接地防水コンセント
EE45534S
オプション料金:8,800円(定価12,500円)
※こちらは部品代でして、別途防水E付コンセント用代金の6,400円が掛かります。部品代が別にあるのに壁内配線もしてないのにお金が取られます。一条さんの説明ではタイル加工代ですとか言われましたけど未だに謎な料金設定です。。。
今回採用しましたのはこのような機能を持つ外部コンセントになります。
このように暗くなると点灯し、点灯後に設定した時間帯になったら消灯するコンセントになります。これによって基本的にこのコンセントに繋ぐ照明はスイッチ操作が必要なく、日々の煩わしさを感じる事も無いでしょう。
採用の目的
我が家ではリビングから見えるタイルデッキ方面に視線のフォーカルポイントを作ることによって室内の広がり感を出したいなと考えました。
現在の外構案では植栽やシンボルツリーなどは設置しない考えですが、リビングから見えるタイルデッキの向こう側に照明を設置することによりタイルデッキの広がりを演出してリビングからの景色をより良いものに出来ないかなと考えました。
図面にあります【電-H】というのがこのコンセントになります。標準設定外品なのでこのような表記になっています。
取り付けの様子
内覧会のようになってしまいますが、このような取り付け状況になります。左が防水用3口コンセントで、右がタイマー機能付きのコンセントになります。
種類の違い
タイマー機能付きの外部コンセントにはこのようなタイプもあります。
こちらの方がスッキリしててカバーも付いていて良さそうなんですが、こちらは照明のコンセントを指すタイプではなく配線を直結するタイプといいますか。自分で照明を簡単に交換出来ないタイプになります。予め外構案などが確定していて使う照明が決まっていればこちらの商品を使っても良いかもしれませんね。
こちらのように配線を直結するタイプの外部照明であれば打ち合わせ時から一条さん経由で照明を注文可能です。
コンセント付きにした理由は?
コンセント本体の交換も簡単である
コンセント式ではなく壁内配線をしてもらって独立したコンセントとして設置出来る物もありましたが、このコンセントはセンサーやタイマー機能付きなだけあって通常のコンセントよりも故障度合いが高いのではないか?と考えました。このコンセントは壁面にビス止めされているだけです。取り付けの写真を見て頂ければ分かるように、故障した際にはお隣の外部コンセントに挿してあるコンセントを抜いてビスを外せば簡単に交換が出来ます。
もちろん後付も可です
設計時から図面にこのコンセントを入れてもらうとタイルを加工して綺麗に外部コンセントとして取り付けてくれますが、もちろんタイルの上に取り付けていいのであれば後から取り付けも可能です。外構計画をする中でこのようなコンセントを取り付けたいと思っても後付可能ではありますので、用途がある方はご検討下さいね。
東側外壁面のコンセント
こちらは家の東側でして、駐車場に面した外壁面です。こちらにも野外コンセントの3口タイプを取り付けました。
外部水栓とコンセントはセットで配置
そして先程紹介しましたタイルデッキ方面(西側)のコンセントといずれにも近くに不凍立水栓を配置しています。外部の掃除をする事を考えてケルヒャーなどの高圧洗浄機+電源+外部水栓はセットで考えました。
駐車場方面でのコンセント利用
車内清掃などにコンセントを使う可能性の他に、カーポート周りや家の入口付近の照明用電源確保の場所としても考えています。その際はタイルデッキ脇のコンセントで紹介したタイマー機能付きの後付コンセントを配置するつもりです。我が家には門柱などはありませんが、家の入口が狭いために角を照らす照明は欲しいと思っていました。その際に暗くなると勝手に点灯してくれるタイマー機能付きは自分で照明のスイッチを入れる必要もなく用途に合っているなと思いました。
当初は駐車場方面の外構は年単位で後でで作業する予定でしたが、現在の計画では入居前にすることになってしまいました。設計時は駐車場方面の外構案が定まっていなかったのでタイマー機能付きコンセントを設計時から取り付けしていなかったことが悔やまれます。
将来的な給湯器の電源として
枡の計画をしている際にブログ中のコメントでアドバイス頂いた件です。一条さんで取り付けられるエコキュートの電源は200Vを使用していますが、もしも将来的に100V電源の給湯器などを設置する際には電源が必要となります。その際に大掛かりな電源工事が無くても済むように、この外部電源から水切りなどを通して電源確保出来れば良いなと思っています。
外部照明
駐車所側外部照明
玄関ポーチの照明とタイルデッキの照明はそれぞれの項目で紹介しますので今回は駐車所側を照らす照明のみ紹介しますね。
こちらは家の東側の外壁面で駐車場から入ってきて真正面の真ん中の位置になります。先程紹介したコンセント+不凍立水栓の隣になりますね。
図面にはH=FL+2000とありますが、これは1階の床面からの高さなので外回りのGL次第になりますが実際は基礎と床面の高さが500~600ミリ程度あると思うので地面からの高で言うと2500~2600ミリ程度の高さがあると思います。これが一条さん標準の高さ指定だと思います。
写真で見る取り付け位置
こちらが取り付けられた写真になります。
左の窓が玄関のシューズボックスの開口部に取り付けられた【JK2030NL+929】です。右側の窓は洋室に取り付けられた【JK2445N+782】です。
外構案に注意
照明の近くにカーポートやテラス外構の屋根だったりを配置予定の方は照明がかぶらないように高さ設定をよく確認されて下さいね。
照明の種類
取り付けた照明はこちらです。
LSEW6001Y
オプション料金:12,218円(定価29,800円)
センサー式で点灯しますし角度調整も出来ますのでちょっと高めの設置位置でも問題ありません。一般的にパナソニック製品の照明の割引率は50%と言われますが、何故か外構関連の照明は59%引きのようですね。これは予想外でした。実はもう一箇所取り付けようと思ってたのですがあまりの金額の高さに仕分けしちゃったんですよね。着手承諾後に照明の明細見てあまりの安さにびっくりしました。
ちなみにセンサー式とはいえメインスイッチが玄関ホールに設置されています。こちらはパイロットスイッチを採用しています。
センサーの内容
センサーの範囲としてはかなり広い範囲と感じています。取り付け高さがこの図面よりも高いので若干範囲は広がるかな?と思います。駐車場に車を停めたり玄関方面に歩いてきた際にはしっかり点灯してくれると思います。お隣に畑があるのでそちら方面に反応しないようにセンサー角度の設定は忘れないようにしないといけませんね。
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