保育園や幼稚園に通うためには色々なものを準備しなければなりませんよね。
小さな子供を保育園に預ける場合には必要な物をバックにまとめて持っていけば済むと思います。
しかし子供がある程度大きくなってくると自分で準備できるような収納をまとめて作り自立を促すような方も多いのではないでしょうか?
今回はその準備の一環として大人用のハンガーパイプの位置を子供用に低い位置に増設してみました。
今回のコンセプトは一式を皆様おなじみのセリア(Seria)でお手軽に揃えられますよという事です。
とりあえずこんな簡単な方法でもハンガーパイプの増設ができますよという事でご覧頂けますと嬉しいです。
子供には高すぎるハンガーパイプ
今回取り付けをしてみるのは我が家の子供部屋として作った4畳半の洋室になります。
ここには収納として拘った3枚扉のWIC(ウォークインクローゼット)があります。
ウォークインクローゼットとはいえ3枚扉の中にハンガーパイプ付きの棚とロスガードが配置されています。
普段は3枚扉のうち2枚は開けっ放しでロスガード側に扉を束ねております。
これが子供の居る日常の現実ですね。
まだ子供が部屋を使っていないので冬用の上着やおもちゃが散乱しています。
3枚扉を採用することにより普段から扉2枚分の開口部を全開にしておけます。
これにより4畳半とは思えない程の部屋の広さを確保できます。
このWICに設置されているハンガーパイプは一条工務店さんで設置できる一般的なものです。
棚板は指定をしなければフローリングより約182cmに設定されるかと思います。
この場合ハンガーパイプの上端部分の高さはフローリングより175cmになっています。
ちょっと子供では届かない高さですよね。
目標は子供の身長に合わせてフローリングより約100cm程度に設定したいと思うのでおよそ75cm程下げれば良いことになりますね。
POINT
一条工務店さんの場合はハンガーパイプ付きの棚板はWICに設置する場合は壁1面に対して1枚は無料で取り付けが可能です。
必要な部材をセリアで購入
今回のDIYに関しては上を見ればいくらでもしっかりとした部材を求めることが出来ます。
しかし今回のコンセプトは「セリアでワンコインで揃う」というお手軽さを目標にしています。
購入したのは以下の3品4点になります。
- 伸縮式突っ張りポール(約70~115cm)
- ジョイント付プラスチックチェーン太×2本
- ストッパー付きS字フック
こちらで400円になりますね。
この他に必要なものはチェーンとポールを繋ぐインシュロック(結束バンド)になるのですがこれってどのご家庭にでも数本は余ってたりしませんでしょうか?
こちらを追加購入しても4品5点でワンコインですね。
チェーンの長さは約112cmという事ですが余った分は切ったりそのままでも十分使えそうです。
POINT
ポールの長さは設置したい場所の幅に合わせて購入して下さい。50~70cm程度の長さの物もありました。
設置は簡単5分で終了!
それではすごく簡単なのでDIYの手順の紹介です。
ポールにチェーンを固定する
今回使用するポールは突っ張り式の伸縮式ポールなので長さを増やしたい方は適時調節していただければ良いと思います。
我が家では最低の長さであるの70cmでちょうど良かったので強度の面からもこちらを選択しました。
こちらのポールとチェーンをインシュロックで固定します。
POINTこちらのチェーンは連結出来るように先端に部品が取り付けられていますが今回は強度的に心配になるので先端部分は外してあります。
こちらの先端は外しました。
固定自体はインシュロックで固定するだけなので全く難しくありませんね。
フックをハンガーパイプに設置する
次はストッパー付フックをハンガーパイプに固定しましょう。
と思った時に問題が発生!
今回購入したのはストッパー付フックですがサイズには【小】【中】【大】の3種類あるようなのです。
しかし我が家の最寄りにあるセリアにはどこも【大】の取扱が無く今回購入したのは【中】でした。
これが仇となりましてね。
ハンガーパイプに通らない。
いや材質が材質なのでちょっと斜めにしながら無理やり通すことは出来るんです。
しかし今度はストッパーが効かない。
という事で今回購入した【中】では対応が難しいようです。
何とか【大】を探そうかなとも思ったのですが購入前から気になっていたことがあるんです。
こちらのストッパー付S字フックは耐荷重が1kgしかないんですよね。
2本使って吊り下げても耐荷重が2kgしかない。
これから色々な物を吊り下げるにはちょっと耐荷重が心配な面もあります。
よって急遽こちらのスチールSかけフック(小)を購入しました。
何の問題もなく吊り下げられました。
こちらの耐荷重は5kgということで2本使って10kgまで対応可となりますのでこれだけあると一安心でしょうか。ストッパー付きのメリットは吊るしたハンガーパイプを揺さぶった時に落下しないというメリットがあります。
チェーンをS字フックに吊り下げる
それでは先程連結したポール&チェーンのチェーン部分を吊り下げたS字フックに取り付けます。
取り付けにあたってはチェーンにフックを通すだけなので難しいことはありません。
このチェーンに通す場所を変更することにより簡単に高さ調節が可能になりますね。
これで身長が伸びて位置を上げたくなっても簡単に対応可能になります。
使わなくなったストッパー付フックを流用
先程使えなかったストッパー付フックはこちらのポールに取り付けました。
これなら子供が何かを吊り下げようとした際に落下すること無く使いやすそうです。
このように簡易的ではありますが子供用の吊り下げ式ハンガーパイプが完成しました!
クッションゴムを取り付ける
我が家で設置した場所だと吊り下げ式のハンガーパイプが左右に揺れた際に壁紙に接触して傷がつく可能性を考えました。
よって簡単ではありますがクッションゴムを貼り付けました。
このクッションゴムは住設などが接触する場所に多く使われますよね。
皆さんのお宅にも余っているクッションゴムありませんか?
この吊り下げ式のハンガーパイプは左右に揺れますので必要に応じて使われると良いと思います。
CHECK
我が家でクッションゴムを使った場所などはこちらの記事で紹介しています。
強度的には不安が残る
今回はセリアで一式が揃う部品を使って簡易的に吊り下げ式のハンガーパイプを設置しました。
それぞれの部品が100円ショップなりの強度かなと思います。
交換が必要になるかもしれない部品
吊り下げのS字フック
当初はストッパー付S字フックを使っていたように脱落の危険性が有ることに変わりはありません。
今後使用する間に脱落するような事が頻発するようであれば改めて耐荷重の取れたストッパー付S字フックに交換したいと思います。
POINTサイズや材質にもよりますが1個500円前後はしそうでした。
吊り下げのチェーン
こちらもプラスチック製なので強度面では不安が残ります。
商品タグにも物を吊るしたりしないで下さいという注意書きがありますので切れたりした際には直ぐに交換したいなと思います。
よってこちらを使用するに当たっては自己責任でお願いしますという事になりますね。
POINTチェーンも材質によりますが
- プラスチック製→200~300円/m
- ステンレス製→400~500円/m
ほどの予算が必要なようでした。
保育園準備用コーナーとしては未完成
今回は保育園準備コーナーの一部として子供でも使いやすいハンガーパイプを作ろうということで作業が始まりました。
実際に保育園用の準備コーナーというともっと立派なものを作る方も多いですよね。
私も今回のDIYをする前に一通り目を通しては見たのですよ。
- 掛ける収納より置く収納の方が良い?
- ニトリのカラーボックスを使ったお手軽収納コーナーがお手軽?
- ディアウォールなどを使って収納を制作する?
なんていう方法も候補にあった訳です。
しかしその家や通う園などによって準備の段取りや必要な物も違うはず。
我が家に当たっては子供が使えるハンガーパイプが欲しいという妻の要望をまずは満たすことにしました。
実際に保育園に通いだして先程の場所に収納したくなった場合にはまた追加の収納を考えたいと思います。
まとめ
という事で今回はワンコインで急いで準備する保育園準備の為に吊り下げハンガーパイプを取り付けてみました。
当初の予定と変わってしまいましたが計画的に準備すると
- 伸縮式突っ張りポール(約70~115cm)
- ジョイント付プラスチックチェーン太×2本
- スチールSかけフック小
※当初予定と変更
の3品4点で税込ワンコインで作成が可能でした。
チェーンとポールを固定するインシュロックが無ければそれを追加しても5点なので税抜きでワンコイン達成でしょうか。
部品の強度的に一抹の不安は残りますがとりあえず使ってみて不具合の有る点についてはその都度改良していければ良いかなと思います。
またその際には改めてニトリのカラーボックス収納などを併用してその時に使いやすい収納が作れると良いなと思います。
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