我が家では家の外壁に固定金具を設置しサンシェードを張って日除け対策を行っています。
その中で疑問に思われる方も多そうな
という件に関して実際にゴムを使う事でどのようなメリットがあるのかを紹介させて頂きたいなと思います。
この記事を読んでいただくと
- サンシェードの取り付け方法
- ゴムを使うメリット
- ゴムの取り付け方
- シェードの破損対策
などがお分かりいただけます。
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日除けシェードの取り付け方法
日除け用のシェードを取付ける方法は色々あると思います。
我が家の場合は
- 外壁のアイプレート(固定金具)から
- シェード用アルミ柱の金具まで
をほぼ水平に張る方法になります。
水平に貼らなくてもベランダの手すりだったり地面に固定するパターンもあると思います。
しかし1枚のシェードを張る場合には多くは4スミを紐などで固定する方法が多いかなと思います。
タカショー シェードセイルの場合
我が家で取り付けをしたのはタカショーのシェードセイルです。
こちらの商品ではこのような取り付け方法が推奨されていました。
壁面側(片方)を固定した後にもう片方をターンバックルなどを使い取り付ける方法です。
ターンバックルを使うと最後の調整にて増し締めが出来るためにシェードをピンっと張ることが出来るようになります。
ターンバックルを使わなかった理由
我が家ではターンバックルを使いませんでした。
その理由は何点かあるのですが一番大きな理由は作業性の問題でした。
ターンバックルを使って紐を引っ張りテンションを掛ける作業はそれなりに手間が掛かるものです。
またその為にターンバックルを外すにもまた同じだけの作業が必要になります。
2シーズン使用している中で急遽取り外したい!という事は今までありません。
しかし緊急時に取り外したいなと思った時に私しか作業できない可能性は潰しておきたかったのです。
サンシェード取り付けにゴムを使った理由
それではなぜ我が家ではサンシェードの取り付けにゴムを使ったのでしょうか?
我が家ではトラック用のゴムを使用しました。
トラック用のゴムといっても様々な種類があります。
私が先程紹介したタイプは伸び縮みの強さが適度に強くシェードが風で煽られるような場合でもかなりバタバタを抑えてくれていました。
また特徴はこのゴムが1本物ではないという事です。
ゴムを使うメリット
それではサンシェードの取り付けにゴムを使うメリットを紹介してみましょう。
シェードのハトメへの負担軽減
多くのサンシェードはこのような「ハトメ」と呼ばれる金具が取り付けられています。
ブルーシートなどにも取り付けれている事があるので見覚えのある方も多いと思います。
このハトメの効果は色々あるのですが一番の効果は「紐などを通した際の補強」という点かなと思います。
しかしいくら補強しても大きな力が加わると引きちぎれる可能性があるのには変わりませんよね。
このようにこのハトメ部分に直接紐や金具を取り付けると力が一点にかかり破損の可能性が高いと感じます。
しかしゴムバンドをこのハトメに通すことによりどうなるでしょうか?
このようにハトメ1ヶ所ではなくシェードの2辺に均等に力が掛かる事になります。
これによりシェードのハトメ部分が壊れることを大幅に防げると思います。
我が家で使用しているようなタイプですと1辺の真ん中のような場所に取り付けられたハトメには使えない論理になるかと思います。
しかしシェードを張る際に一番多くの力が掛かるのが4スミの部分になるかと思います。
突風などの際に意図せずシェードが破損し風に煽られてご近所などに迷惑をかけたりする危険を回避できます。
ゴムが切れた際の効果
一般的にシェードを張る際には紐を使うことが多いかなと思います。
ワイヤーなどを準備される方も居るかもしれませんが恐らく少数派ですよね。
サンシェードを張る際には強い力で引っ張っていますので紐に掛かる負担も軽くありません。
そして多くの場合は雨などが降ってもほぼ出しっぱなしになるであろうサンシェード。
材質にもよりますが陽射しなどを浴びて紐が劣化する事はどうしても防げないことと思います。
もしも瞬間的に強い力が掛かり紐が切れるとどうなるでしょうか?
先程のハトメが破損したときと同じようにシェードが張れなくなりバタバタと煽られることで2次被害を及ぼす可能性が出てきますね。
しかしゴムを使った取り付けをした場合は際はどうなるでしょうか?
ゴムが切れた時どうなるか?
それでは実際にゴムが切れたときにどのような状態になるのかご覧ください。
どうでしょうか?
片方のゴムが切れてももう片方のゴムで何とか状態を維持しているのがお分かりになるでしょうか?
- ゴムとゴムを連結
- ハトメなどとゴムを連結
などのようにゴムを繋ぐ場合はこのような方法を取ります。
片方のゴムにもう片方のゴムを通し
さらにゴムを通し
引っ張ることでこのようにゴムとゴムがしっかりと噛み合ってくれます。
同じようにハトメとゴムも
このようにハトメに輪っかを通して
さらに輪にゴムを通し
引っ張ることでこのようにゴムとゴムがしっかりと噛み合ってくれます。
意図せずに突然ゴムが切れたとしても2本が同時に切れるようなことはほとんど無いのです。
そして切れたとしてもゴムとゴムがしっかりと噛み合っているのでもう1本のゴムで完全に切れるような事態を防いでくれるのです。
これは先ほどのデメリットで挙げた不在時に突然ゴムが切れたときにも安心であるという大きなメリットになります。
デメリットは若干のバタつき
一方でゴムを使うデメリットが無いわけではありません。
ゴムの場合は紐などを使いギリギリの強い力で引っ張っている訳ではありません。
やはり紐とターンバックルなどを使う場合に比べると風などの際にバタつきは大きいかなと思います。
そこまで風が強いシチュエーションでサンシェードの下にいるのかは分かりません。
しかしシェードがバタついた際にその動きの中で
- 物干し金物
- スポットライトなどの照明
- アンテナなど
シェードが接触することで破損等の危険がある場合には設置位置などの検討が必要かなと思います。
ただしこのバタつきというのは主にゴムが伸縮することによるバタつきになります。
風で煽られてシェードが上下したときにもゴムが伸縮する事により力を分散してくれる訳です。
まとめ
サンシェードの取り付けは様々な方法があるかと思います。
その中で「サンシェードを引っ張って張る」という作業において一般的には紐が多く使われる事と思います。
しかしここに輪っか状のゴムを使うことにより
- シェードやハトメの破損を最小限に出来る
- 1本が切れた際にも張った状態を維持できる
というメリットがあるわけですね。
もちろんこまめに取り外しなどを行えるのであれば良いのです。
しかし一般的にこのタイプの日除けは一度設置するとよほどの場合以外には取り外さない方も多いのではないかと思うのです。
それだけに不在時などに張っている紐が切れた際の危険性を回避する点からもゴムを使うメリットは大きいと感じています。
サンシェードの取り付けの参考にさせていただこうと思います。
質問なんですが、
使用されている70cmのチューブバンドですが、設置時にどれくらい伸びていますか?
ゴンタ 様
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コメントいただきましてありがとうございます。
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我が家で使っているチューブバンドは、長い場所で3メートルほどある場所に2連結して使っていますのでおおむね2倍程度には伸びていると感じます。
設置時には結構力を入れて引っ張りますが、強風の際には結構煽られて伸びますw
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設置時には長さピッタリ、というよりはかなり張った状態で取り付けして良いように思います。