床拭きロボットのブラーバを使っていると、最後まで掃除が出来なくて止まってしまうトラブルが出てきます。
- 充電してもすぐ止まる
- 水拭きすると途中で止まる
- ピピピというエラー音が鳴る
- 電源ボタンが赤く点滅する
このような症状が出てきたら、バッテリーが寿命で交換が必要な状態だと思います。
バッテリーの寿命は使用頻度によりますが、私の場合は10~12カ月程度です。
バッテリー交換は公式のサポートセンターでも出来ますが、簡単な作業なので自分でやった方が良いでしょう。
この記事をご覧頂くと
- バッテリーの設定寿命
- エラー発生時の様子
- バッテリーの購入方法
- バッテリーの交換手順
- 廃バッテリーの廃棄方法
など、ブラーバのバッテリー交換に関わる手順などがお分かり頂けます。
ブラーバのタイヤ交換をする方法はこちらをご覧ください。
関連 自分で出来る!ブラーバのタイヤゴム交換の手順を写真付きで紹介
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ブラーバの型式と種類
ブラーバとブラーバジェット
我が家で使用しているブラーバは正確には「ブラーバ380j」という型式になります。
申し訳ありませんが、こちらの記事ではブラーバジェットのバッテリー交換については取り扱っておりません。
ブラーバ390jと380jと371jの違い
ブラーバには最新機種の「390j」と「380j」と「371j」の3種類あります。
全て本体性能は同じで付属品の違いのみ。
最新の390jは380jに対して付属品が増えただけで基本機能は変わりません。
今回の記事にあるバッテリー交換の手順は全ての機種に共通の内容です。
ブラーバのバッテリーと設定寿命をサポートセンターに聞いてみた
どちらの機種も付属品の違いだけで、本体性能には代わりがありません。
使っているバッテリーも同じものです。
メーカー側で設定している寿命はどれほどなのか?をサポートセンターさんに電話して聞いてみました。
Q:バッテリーの設定寿命はどのぐらいですか?
A:約1年半を目安に考えています。Q:1年半の寿命はそのぐらいの使用頻度で設定していますか?
A:使用にあたってはお客様によって違いがあると思うので、特別に設定はしておりません。Q:使用後はバッテリーの残量に関わらず充電する事を取扱説明書でも推奨されていますよね?
A:はいその通りです。使用後は必ず充電した状態で保管して頂くようにお願いしております。
とりあえず使用頻度・使用範囲などに関わらず、約1年半を目安に交換が必要という設定になっているようです。
しかし一般的にバッテリーは使い続ける間に劣化するものです。
使用頻度が高いほど早くヘタるのかなと思います。
実際に我が家では1年を待たずにバッテリーがダメになってしまいました。
ブラーバのバッテリー寿命のサイン
ブラーバのバッテリー寿命を疑うサインで一番多いのが
- ドライモードよりもウェットモードで
- 稼働時間が減ってすぐに止まる
- 最後まで掃除できない
- 途中でピッピッピやピピピというエラー音が鳴って止まる
- 電源ボタンが赤く点滅する
という風に、今までよりも稼働時間が大きく減ってしまうものです。
特にも最初はドライモードよりもウェットモードで異常を感じる方が多いはずです。
ドライモードとウェットモードでの違い
どうして最初にウェットモードでバッテリー寿命の異常を感じるのか?
それはウェットモードはドライモードよりもバッテリーの消費が大きいのだと思います。
- ドライモードは直線的な動きのみ
- ウェットモードは前進後退を繰り返す
という事で動きも多く、その分だけバッテリーの消費が激しいのだと思います。
毎日使用する中でウェットモードで最初のエラーが出てからおよそ1ヶ月ほど。
ドライモードでもまともに掃除が出来なくなりました。
ブラーバの交換用バッテリーはどこで手に入れる?
ブラーバの300シリーズに使われるバッテリーはこのような品番になっています。
- 4449273
- フロアモッピングロボット ブラーバ300シリーズ用 バッテリー
- JANコード:0885155007612
これらの品番から検索すると商品が出てきます。
まずはブラーバの製造元であるiRobot社のiRobot Storeですね。
こちら10,000円以下では送料が全国一律648円掛かります。
バッテリーのみを購入される場合は、送料が無料でポイントも使える楽天さんなどを使っても良さそうですね。
互換性のある安いバッテリーも売られていますが、当たり外れが大きくデメリットもあります。
個人的には純正バッテリーを強くお勧めします。
バッテリー交換作業のやり方
バッテリーが届きましたら交換作業は簡単なものです。
用意するものは
- ブラーバ本体
- 交換用バッテリー
- マイナスドライバー
だけです。
写真付きで交換手順を説明させていただきます。
箱の開封
純正バッテリーはこのような箱に入って届きます。
品番等が書かれていますね。
梱包材は省きまして、このように交換用の新しいバッテリーと交換のための説明書が付属しています。
バッテリーはこのような物になります。
難しい内容ではないのでこれから順を追って説明しますね。
バッテリー蓋の取り外し
ブラーバ300シリーズのバッテリーは本体の裏側にあります。
この部分にバッテリーが入っています。
蓋の取り外しにはマイナスドライバーなどを使用しましょう。
このマイナスドライバーを刺しているネジ的な物は蓋からは外れません。
ネジが緩んだら蓋を取り外しましょう。
このように蓋にネジがくっついたまま外れます。
中には寿命の切れたバッテリーが見えますね。
バッテリーの取り外し
それではバッテリーを取り外しましょう。
バッテリーは指だけを使うと取り外しにくいです。
先程使ったマイナスドライバーをちょっとだけ引っ掛けてあげると取り外しやすかったです。
こちらのコネクタも取り外します。
コネクタも結構硬くて、引っ張ると線が切れちゃうかもしれません。
コツはバッテリー本体と同じように、マイナスドライバーを端子の間に入れてクイッとしてやると外れやすいかもしれません。
新旧のバッテリーですが表からみると見分けがつきません。
裏面を見ると表記に若干の違いがあるようです。
これは製造時期によって変わるものなのかもしれませんね。
新しいバッテリーの取り付け
それでは新しいバッテリーの取り付けをします。
まずは端子を取り付けましょう。
白いコードが右側に来るように気をつけて下さい。
挿し込む際には、マイナスドライバーを使って端子の真ん中を押してやると良さそうでしたよ。
コードの収納&蓋を閉じる
バッテリー本体を収めたらコードを収納します。
ネジ穴には被らないように気をつけましょうね。
最後に蓋を閉じて終わりです。
マイナスドライバーを使ってしっかり取り付けましょう。
交換後のバッテリーは一度充電をしましょう
バッテリーは劣化防止のために、買い置きしないように公式通販サイトにも注意書きがあります。
また長く使わなかったバッテリーは自己放電をしています。
新しく買ったバッテリーは満充電ではありませんので、一度充電してから使用したほうが良いかなと思います。
交換した廃バッテリーの処分方法は?
交換して使わなくなったバッテリーの処分方法に困る方もいらっしゃると思います。
バッテリーの処分方法についても、取扱説明書に説明がありました。
このようにプラグの端子が隠れるようにビニールテープを巻きつけてから、ケーブルをバッテリーなどに固定しましょう。
処分先については、取扱説明書にこのような記載があります。
充電式電池リサイクル協力店、または協力自治体へお持ちください。
よく分からないので、大型家電量販店にこの劣化したバッテリーを引き取って貰えるのかを確認しました。
- ヨドバシカメラ→OK
- ケーズ電機→OK
- ヤマダ電機→OK
大型家電量販店では概ね引き取って下さるそうなので、遠慮なく持ち込んで良さそうです。
ただし注意されたい点があります。
今回買った純正バッテリーを含めて、このようなリサイクルマークが記載されております。
このリサイクルマークが記載されていないバッテリーは引き取りが出来ないということでした。
ブラーバのバッテリーを交換する方法のまとめ
ブラーバのバッテリーは、使用頻度によりますがおよそ1年程度で寿命がきそうです。
その際にはこのような症状が出るはずです。
- 充電してもすぐ止まる
- 水拭きすると途中で止まる
- ピピピというエラー音が鳴る
- 電源ボタンが赤く点滅する
その際には交換作業も簡単なので、新しいバッテリーを取り寄せて交換してしまいましょう。
その際には是非とも「お安い互換バッテリー」ではなく「純正バッテリー」をおすすめします。
関連 見事に失敗!ブラーババッテリーの互換品はおすすめできません!
こんばんわ
我が家もブラーバ1年経たないでバッテリー寿命来ました。
でも、まぼこさんほどは稼働率は高くないです。
我が家がバッテリー寿命を短くした原因を考えると
ちょくちょく過放電状態の時があったからかなぁ、との推測。
そして、まぼこさんとは違い汎用電池を購入(笑)
一応問題無く使用出来ております。
ブラーバ・ルンバ・食洗器とずぼらアイテムが
引っ越して手放せなくなりました(笑)
ぼんぼん様
ぼんぼんさんも1年弱でしたか!
汎用電池は当たりが良ければ万歳なんですけど、ダメだった時のショックが大きいのでマキタも同じく純正品を使うことにしています。
ずぼらアイテムは、昔はなかったものですが今はあるんですからどんどん使いましょう!
こんばんはー初めまして^^
うちんちのブラーバも同じく1年持ちませんでした・・・(泣)
お掃除時間が徐々に短くなり最後は1分くらいで停止してしてしまうので
故障だと思い、購入した大型家電店に修理に持っていきました。
結果的にはバッテリーの消耗であることがわかり交換していただきました。
1年の保証期間内だったので交換は無料でしたが、次は購入になりそうですね^^:
バッテリー交換の画像が、とてもわかりやすく今後の参考にさせていただきますね(^^♪
同時期に買った、うちのはココロボですがこちらは元気で動いていますw
お話しできるのが可愛いくペットみたいです。
毎日、ブラーバと共にお掃除してくれています^^
とまと様
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コメント頂きましてありがとうございます!
1年以内で保証が効いてくれたんですね。実は我が家はブラーバを先行して購入してしまっていたのでギリギリ保証期間を過ぎてしまったんです。入居に合わせて購入していれば良かったなと後悔です。
でも今回はそのおかげでブログの記事にすることが出来ましたので良しとしましょう。
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バッテリーには純正品とそれ以外とあります。博打するつもりで安いバッテリーを使うのも良し、しっかりと純正品を使うも良し。またくる交換の際には当ブログを参考にして頂けると嬉しいです。でも純正品にはしっかりと取扱説明書が入っているので大丈夫だと思いますよ!
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ココロボさんもしっかりと働いてくれているんですね。
我が家では基地は作ったものの現在はまだ活躍の予定はありません。
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しっかりとお掃除してくれると愛着も湧いてきますよね。
ありがとうございました。
こんにちは!
今回こちらの記事を参考にブラーバのバッテリー購入させて頂きました、
ありがとうございます^ ^
我が家のブラーバのバッテリー交換は今回で二度目です。
稼働状況は、2016年10月より
正方形ではない約25畳程の部屋
月〜日 ドライモード 計7回@60分
日曜日 ウェットモード 1回@70分
1度目は、購入後約6ヶ月で異変が生じ始め(ウェットモードの場合だけやたらと稼働時間が短い日が出てきた)、約8ヶ月目でドライモードでも直ぐに停止して使い物にならなくなってしまいました。
結果的には、1年保証期間中だったのでバッテリーを新品交換してもらいましたよ。
ただバッテリーを無償交換して頂くまで、数度とアイロボット社とやり取りがあり結構大変でした。
はじめはアイロボット社でも「バッテリー寿命は一年半なのでバッテリー消耗が原因での動作停止とは到底考えられない」という事でしたので、本体を送って検査して頂いたり、バンパー部分のセンサーを交換してもらったり、と約1ヶ月に渡ってやり取りが生じました。
結局、何をしても直ぐに動作停止してしまい解決に至らず、
一年の保証期間内なのでという事で、無償で新品のバッテリーと交換してくれました。
そんな事を経験していたので今回の2度目でも、6ヶ月目ぐらいで「あれ?」と思う日がウェットモードで現れ始め、だましだまし稼働させたものの10ヶ月目ではドライモードでも完全にすぐ停止する様になった事、それからこちらの記事で同様の経験をされていることが分かった事も後押しになり、今回はスンナリとバッテリー購入へ踏み切れました^ ^
我が家の使用条件だと快適に使えるバッテリー寿命は8ヶ月が目安ですが、維持費月1000円程度で、お掃除いらずの手軽さはやめられません^ – ^
メーカーで謳っているバッテリー寿命一年半は、あてにならないので
一年間の保証期間内のみ、無償交換してもらう交渉材料になるかな?という所感です。
ご参考まで!
ブラちゃん様
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コメントありがとうございます。
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使用具合を拝見する限り私の使用回数と似てる感じですね!そしてバッテリーの寿命も似ているように思います。私の記事中の記載が概ね間違っていなかったのだなとホッとしました。
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バッテリーは使用頻度に寄って寿命に確実に違いが出るはずなのにサポートセンターさんもすごい対応でしたね。結果的に対応してくださったようで良かったです。我が家では実は入居前の安く買えた時期に購入してしまっており、実際に使い始めた時点で既に4ヶ月ほど保証期間を消費した状態でした。
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よって初めてバッテリーの不具合を考えた時には既に保証期間が過ぎていたんですよね。
本当に勿体無いことをしました。
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私の記事中からバッテリーを購入して頂くと私に少しだけ利益があるのですが純正品と社外品のバッテリーを見るとやはり純正品を買われていく方が多いようです。
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毎日1時間も拭き掃除をしてくれる人が月に1000円で雇えるのですからこんなに有り難いことはないですよね!
[…] 出典元:まぼこのきろく […]