小屋裏物入れの間取り紹介でもちらっと触れましたが、打ち合わせ段階では一般的に小屋裏物入れには断熱材が無いからかなり条件が悪いですよっていう説明をされる方が多いように思います。
今回はその断熱材の施工がどのようになっているのか確認してみましょう。
打ち合わせ時の説明
打ち合わせ時には設計さんから断熱材は小屋裏物入の床下というか、居室との境目にはあるけれども小屋裏物入の壁や天井にはありませんと説明されていました。
いえろぐ様の記事を拝見していたので、断熱材が入るという確信はありましたが上棟時に確認しないとなっておもってました。
この度、大工さんの協力を得てハシゴも取り付けられていない小屋裏物入れの撮影に成功しました。脚立に登って手を伸ばして写真を撮って下さいました。
我が家の小屋裏物入の仕様確認
小屋裏物入れの紹介の前に図面はこちら。
3.5坪、7畳の広さを持つ物入れです。北側の壁には換気扇を取付けております。
上棟後の状態を確認
南側のスペース。
角度を変えて。
北側のスペース。換気扇の穴も空いてますね。
天井もがっちり断熱されています。
監督さんのお話によると
i-cube/i-smartには断熱材が入りそう
ということで、これは上棟時に上棟監督さんから聞いた話ですが、基本的に小屋裏物入れには断熱材は入ります。間違いないです。
ただし、一部仕様において断熱材が入らない事もあるそうです。これは未確認の勝手に推測ですが、i-cube/i-smartは間違いなく入るのかなと。
セゾンやブリアールなどの一部には入らないこともある?
セゾンやブリアールで夢の家仕様?っていうのかな、あれなら入っているんじゃないかと。そうじゃない仕様の場合は入らない場合もあるのかなと勝手に個人的な推測です。
もしかしたら地域によって違う可能性も?
アメブロでのコメントにて断熱材が入っていないような気がするという方もいらっしゃいますので、小屋裏物入を採用された方、断熱材の有無を教えて頂けると助かります。
断熱材の厚さは薄めです
とりあえず現在建築数の多いi-smartなどでは間違いなく断熱材入ります。
ただし、上棟時にお見せしたこの写真。
下の厚い断熱材は壁に使用される厚さの断熱材ですが、上の薄めの断熱材が小屋裏物入れの壁に使用される厚さの断熱材だそうです。これは使用している木材に合わせての厚さだと思うので厚くしようと思っても厳しいのかな?っと思います。
我が家は1.5寸勾配屋根ですが、3.5寸勾配屋根だと木材が太くなって断熱材が太くなるとか無いのかな、無いよな。
※まったくの妄想の話です。
参考にさせて頂いたいえろぐ様の記事にも書いてありますが、気密外である以上もちろん気温上昇なども有ると思いますが、断熱材の中であることには変わりないので外部に設置する物置などとは比べ物にならないほど条件が良いのかな?と思っています。
我が家では引き渡し後にこの小屋裏物入れに温湿度計を設置してみようと思っているので、実際の環境をお伝え出来れば良いなと思っています。
視覚的にも広く見える不思議
しかし、、、この小屋裏物入れを実際に見てみるとかなりの大きさで、我が家でLDKを除いて一番広い空間なんじゃねっすかね?
実際には天井がH=1400の高さまで下げられるわけですが、我家の場合は監督さんに測ってもらったら、上の写真の左側の天井がギリギリH=1400あるかないかぐらいだったようなので、おおよそ線で引いたぐらいの空間になるのかなと。極端に低い場所が無く物置を設置出来たかなと思っています。
上に登ってみるとやっぱり天井低くて狭いなとか思うのかな。
この部屋があるおかげで居室の収納を最低限に押さえて坪数に比べて広い空間を確保出来たと思っています。
番外編:換気扇の使い方?
我が家ではタイマー式のスイッチを使った換気扇を採用しています。最長で30分間換気扇を稼働させるものです。小屋裏内の換気扇なので、消し忘れないようにこのような仕様にしました。
冬の使い方
冬に関しては小屋裏の蓋を開けると暖かい空気が上に上がり、小屋裏の寒い空気が下がってくるのであまり換気扇の用途は無いのかな?って思っています。日が照って屋根が暖められている日中に物の出し入れが出来ると、冷えた空気が気密内に入ってこなくて暖房効率が良いのかな?と思っています。
夏の使い方
夏に関しては気密外の屋根裏で暖められた空気が溜まっていますよね。蓋を開けても空気の入れ替わりは余り無いと思うので、ここで換気扇を回して部屋内の涼しい空気を小屋裏に引き込んで温かい空気を野外に排出するという事が出来そうです。
結果的には差圧感応式換気扇から外気が入ってくるのかな?でもそこまで気にしてたらどうしようもないですよね。そういう意味で小屋裏収納の北側先端に換気扇を取り付けたことは良かったかなと思います。
気密蓋を締めて稼働した場合
問題は、気密蓋を締めた状態で換気扇を稼働したときのこと。
断熱はされていますが気密はされていない小屋裏収納。気密蓋を閉じたまま換気扇を稼働すると屋根裏の断熱外の空気を強制的に隙間から引き入れることになりそうで、どの程度意味があるのかな?と。
夏でも外気が冷えてきた夜などに稼働するとちょっとは意味があるのかな?と思いながらどこまでその作業の効果があるのか?と今から妄想中です。
もしかしたら必要なのは小屋裏物入内の温湿度計じゃなくて、小屋裏物入の断熱外の屋根裏部屋の温湿度計だったりするのかな?とか。俺は一体何個の一条御用達温湿度計を買えば良いんだ?と思いますw
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