家の中で特にもカビとの戦いとなるのがお風呂です。
我が家では浴室の換気扇を使用せずサーキュレーターの風を送り込んでいます。
たったそれだけで浴室にカビが発生する事は基本的にありません。
関連 一条工務店の風呂は換気扇無しでもカビは発生せず掃除の手間も少ない
しかし排水溝のゴミ受け部分だけは、どうしても赤カビを防ぐ事ができませんでした。
以前までは髪の毛をまとめて捨てられる「くるりんポイ」的なゴミ受けを使っていたのです。
今回紹介するステンレス製のパンチングゴミ受けを使うことにより
- 掃除しやすく
- 取り付け・取り外ししやすい
という基本的なことだけで排水溝の赤カビは激減しました。
なにより一条工務店のスマートバスにシンデレラフィットというのが嬉しいですね。
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ユニットバス用パンチングゴミ受け 29297
まずは今回の主役であるゴミ受けを紹介しましょう。
こちらのステンレス製パンチングゴミ受けを使うことにより
- 取り付け、外しやすい
- 設置に失敗しにくい
- 髪の毛などゴミを掃除しやすい
- 結果としてカビが発生しにくい
という効果が実感できました。
排水溝のゴミ受けの構造
そもそもお風呂の排水溝の構造はどうなっているのでしょうか?
多くのユニットバスが同じような構造になっているかなと思います。
一条工務店のスマートバスを例に説明してみます。
ちなみに一条工務店では
- スマートバス
- クオリティバス
の2種類がありますが排水溝の形状はどちらも同じようです。
排水溝全体を覆うカバー
まずはデザイン面を考えてなのか、排水溝全体を覆うカバーのような物が取り付けられています。
このカバーが赤カビの発生源になるんですよね。
という事で我が家では、このカバーは入居後に真っ先に取り外してしまいました。
髪の毛やゴミをキャッチするゴミ受け
次に排水溝に流れ込むゴミや髪の毛を受けるゴミ受けがあります。
このゴミ受けですが、ホームセンター等でよく見かけるのがこのような商品かなと思います。
水流の力で絡みやすい髪の毛などをまとめて捨てられるような商品になりますね。
我が家では入居時からこちらの商品を使っていましたが、今回紹介しますステンレス製のパンチングゴミ受けへの交換となりました。
排水トラップ
その下には排水からの匂い戻りなどを防ぐトラップが設置されています。
多くは水が溜まっている状態になっている事が多いのかなと思います。
我が家では一番上のカバーは取り外し、ゴミ受けが見える状態で使用していました。
まさにこの状態ですね。
そして一番上のカバーを取り外しカビ対策をしたつもりでした。
しかしゴミ受けとトラップの間には、あっという間にカビが発生してしまう状態が続いていました。
くるりんポイ型ゴミ受けの問題点
私が使っていたくるりんポイ型ゴミ受け。
実はこの商品はダイソーやセリアなどでも同じような商品があります。
すべての商品に共通することではありません。
しかし「カビ対策」や「掃除のしやすさ」という点から気づいた問題点を紹介してみましょう。
取り付けや取り外しに失敗しやすい
これらの商品は、排水溝の直径に合わせて周りをカットして大きさを調節出来るようになっている物が多いです。
一方で純正品のゴミ受けは、本来はしっかりロックするような構造になっています。
話を戻すと、多くのユニットバスではこのくるりんポイ型ゴミ受けはロックまではできずに上に乗せる使い方が多いということです。
ハメるのではなく、乗せるだけ
排水口にハメるのではなく、排水口にのせる感じです。なので、水の勢いが強いと簡単にズレてしまいます。
また、排水口にのせるだけなので、排水口と当品との間に、パッと見では分からない わずかな隙間ができ、そこから髪の毛がどんどん流れて落ちていきます。
まさにこのレビューのとおりです。
上に載せているもしくは簡単にハメているだけなので、隙間から排水トラップに髪の毛が流れていくこともあります。
また水の勢いが強いとズレるとありますが、本体が軽い為なのかしっかり置いたつもりが置けてない事がよくありました。
この隙間に髪の毛が引っかかる、入り込むことがよくありました。
また水流を作る出っ張りの部分に足などが当たるだけでズレてしまうことも。
しっかり置けよと言われればそれまでです。
髪の毛が引っかかる事が多い
うずの力でまとめた髪やゴミを「ポイ」と捨てられる
というキャッチフレーズですがそう上手くはいきません。
水流により上手くまとまってくれる事もあるんですよ!
一方で実際に使ってみると
- 穴から髪の毛が飛び出して処理の際に引っかかる
- 浮いた本体脇にも髪の毛が引っかかる
- 水流を作る出っ張りの部分にも毛が引っかかる
などの状況がよくあり、そこまで掃除をしやすいという感覚はありませんでした。
こちらもAmazonで同じようなレビューを拝見しました。
ステンレス製パンチングゴミ受けを使ってみて
このステンレス製パンチングゴミ受け。
くるりんポイで気になっていた点がほぼ解決しているような気がします。
落ち着きがよく設置しやすい
このステンレス製のゴミ受けは、くるりんポイ型よりも何故か設置した時に落ち着きが良いんですよね。
- 本体の形状?
- 重さの問題?
- 材質の違い?
どちらもロック式ではなく上に乗せるだけです。
ゴミ受けを支える部分の広さの違いなのでしょうか。
不思議と落ち着きがよく、設置の際に気づかずに斜めになっていたというような事はありません。
また先程の口コミで水流が強いとズレるという物がありました。
それはくるりんポイの立ち上がりの部分が水流の力に押されてズレるのだと思うのです。
一方でこちらのステンレス製パンチングゴミ受けはフラットな形状なので、水流の力でズレるような事はあまり経験がありません。
髪の毛もあまり引っかからない
また穴の形状が小さめだからなのか、髪の毛が穴から飛び出る事も少ないです。
飛び出していたとしても毛が穴から抜けやすく、ティッシュで掃除するときに自然と処理しやすいんですよね。
このくるりんポイ型のものは様々な形状に対応出来るように周りがカット出来るようになっているものが多いです。
この周りをカットした突起などに髪の毛が引っかかる点もあるかもしれませんね。
排水口のゴミ受けは乾かせないなら取り外す
そもそもこのゴミ受けの周りに赤カビが発生しやすいのは
- 排水トラップとゴミ受けの間の水分が乾かない
という点が大きいと感じます。
なので入浴後にゴミ受けを取り外してはどうでしょうか?
これには取り付け、取り外しがしやすいという点が大きいのともう一つ。
今回紹介していますステンレス製パンチングゴミ受けのツマミ部分がちょうど引っかかって乾かすのにちょうど良いんですよね。
気持ちちょっとだけ曲げてやると引っかかりやすいかもです。
- お風呂から上がる時にゴミ受けを浴室入り口に持っていく
- 着替える
- ゴミ受けの髪の毛などをティッシュなどで拭き取る
- ゴミ受けを乾かす
- 鏡など最低限の処理はする
- サーキュレーターをONにして浴室全体を乾かす
という一連の作業だけで、我が家のお風呂はほぼカビとは無縁の生活を送っております。
デメリットは排水トラップがむき出しという点
良いことづくめのように思えるこのステンレス製パンチングゴミ受け。
カビ防止の為に我が家と同じような運用をすることのデメリットは
- 見た目の問題
- 若干の安全性の問題
- 子供のいたずらの問題
かなと思います。
見た目については慣れると全く問題にならないと思っています。
むしろ中がカビているよりは余程良いかなと思っています。
また排水溝カバーがない状態ですと段差がありますので、躓くというか足を取られる可能性はあるかもしれませんね、
また排水トラップがむき出しの状態になっていますので、小さなお子さんがいたずらをする可能性は否定ができません。
我が家の息子は2歳からこの状態で暮していますが危なかったりイタズラする事はありませんでした。
おすすめしたいステンレス製パンチングゴミ受け
今回はお風呂の排水溝に取り付けるステンレス製のパンチングゴミ受けをご紹介致しました。
たったこれだけの部品です。
しかし普段私が家の事で何をやっても無反応な妻が珍しく大絶賛していたこの商品。
- 取り外し、取り付けしやすく
- ゴミを処理しやすく
- 排水口を乾かしやすい
というたったそれだけの商品です。
しかし毎日のお風呂掃除やカビ対策に悩まされている方には是非ともおすすめしたいものです。
一条工務店さんのスマートバスやi-クオリティバスならこちらがシンデレラフィットですよ!