我が家では分電盤を外壁面に施工しています。その分電盤周りの施工の件です。
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分電盤を外壁に設置する方法
分電盤を設置出来ない場所
一般的に分電盤を外壁面に施工することは出来ません。分電盤周りには必然的に電気配線が集まってきますので、その配線を通すために外壁面に設置すると断熱材をほぼ削る必要があります。よって一条さんの方針として外壁面に設置することは出来ません。
外壁面に設置するためには?
外壁面にまともに分電盤を設置することは出来ません。しかし設置したい場所の壁をふかすことによって配線の収まる場所を確保し設置することができるようになります。
我が家がどうしても外壁面に分電盤を設置したかった理由
我が家は平屋で廊下などの部分も少なく、居室などの目立つ部分を除くとほとんど分電盤を設置する場所がありませんでした。
加えて将来的な蓄電池の設置に向けて、配線を通すエアコンスリーブ配管や蓄電池用の分電盤を設置する場所の確保などを考えるとどうしても外壁面への設置が必要でした。
このような施工になっております
さて、このように施工連絡表にも記載されているように細かい造作をお願いした主寝室のWIC部分ですがこのようになりました。
全体像
ちょっと見づらいでしょうかね。この部分のタレ壁はハンガーパイプ付きの棚上が目立たないようにわざと設置してもらいました。
近くから見ると
分電盤などを弄る際には棚板の奥にある蓋を開けての作業になるので、作業的な事をするなら台に乗ってこの棚とタレ壁の間に頭を入れての作業になると思います。
棚板の奥行きを数センチ削る案も監督さんや大工さんからも頂きましたが、この棚板の上には主寝室のテレビに繋ぐアンプを置く予定があるので、奥行きはどうしても確保したかったのでそのままの施工でお願いしました。
下から見ると
下から覗くとこうなります。
分電盤の為にふかした壁は通常は下まで全部ふかしたほうが見た目も良いと思うのですが、この下には収納ケースなどを置きたかった件もあるので、棚板を支えるサポート部分までふかしてもらいました。
また、ハンガーパイプ部分もふかした部分を交わすことを考えるとちょっとだけ壁面よりにしてもよかったのですが、ここには普段から着る冬用のアウターなども掛ける場所なので、あえてそのままにして厚手の物を掛けても余裕があるように考えました。
まとめ
分電盤は通常は外壁面に取り付けできないと言われてそのまま終わらせてしまう設計さんもいらっしゃるようですが、このように壁をふかすとどこにでも取り付けが可能です。
取り付け場所に拘りがあるのならばお願いして取り付けてもらいましょう。
私も分電盤は壁ふかすでの工事にしてもらいました
ただ、外壁面ではなく間仕切り部分です
裏側に引き違い戸の戸袋がくるためのふかす施工です
クローゼットの上棚は使いずらいですし、そこをうまく活用して電気系統が集中する仕様はスッキリ感がありますよね!
我が家の場合はあの場所に分電盤を配置したのは苦肉の策ではあるんですけどね。
戸袋の裏も確かに場所がないっすね!
棚の上のアンプなども置くので、自信などで落ちてこないように何かしらのDIYはしないといけないと思っています。その辺もあとで記事にできれば良いですね。