一条工務店の全館床暖房はいつから開始したら良いのか?
という点は多くの方が迷われる点かなと思います。
地域によっても違いますし暑さ寒さの感じ方によっても違います。
毎年の気候によっても違うでしょう。
人それぞれ基準にするポイントは違うと思うのですが、私がお伝えしているのは
- 家の中で裸足で過ごす派
- スリッパや靴下を履く派
(室温が下がりきるまで待つ派)
によっていつから床暖房を開始したら良いのかが変わるということです。
これはどういう事なのでしょうか?
裸足派は早くから床暖房を稼働する
裸足派の方はフローリングの冷たさを直接足の裏で感じます。
なのでかなり早い段階から体感として寒さを感じやすいです。
初秋の頃は室温が高くても足元に寒さを感じるという困った状況になる方も多そうです。
我が家も裸足派ですが寒さを感じるポイントはフローリングの表面温度が21℃台。
家全体が暖かい全館床暖房の効果
これは一条工務店の床暖房が
- 全館床暖房である
- 廊下やトイレやお風呂など居住空間以外にも床暖房が入る
- 床が冷たい場所が基本的に無い
という点が大きいのだと思います。
全館床暖房の文字通り家中が暖かいので冬も裸足で過ごせるという点が大きいですよね。
どんなに暖かい家と言われる他のハウスメーカーさんでも、真冬に裸足で歩き回れる家はあまりお目にかかれません。
廊下など居住空間以外はフローリングが冷たくて真冬に裸足はかなり辛いのが現実です。
足元の寒さは体感の寒さに直結する
そんな裸足派の方におすすめの床暖房の開始時期。
それは室温に関係なくフローリングが冷たいと感じたらさっさと床暖房を稼働することです。
室温がまだまだ暖かくても早い段階からフローリング面だけを暖めるように床暖房をゆるりゆるりと稼働する。
冬に向けて室温を極端に下げないようにゆるやかに真冬の床暖房に移行する方法です。
という疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。
秋は寒暖差も大きく一時的に気温が高くなり室温が上がってしまうタイミングもあるでしょう。
そんな時はECO運転をすることで
- リモコンに登録されている設定温度を一括で1~5℃下げる
という操作で対処する事も出来ます。
これにより一時的に床暖房の設定温度を一括で下げることが出来ます。
関連 一条工務店:床暖房のエコモードを設定して使いこなそう!
小さなお子さんがいるご家庭にもおすすめ
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭にもおすすめです。
- 動き出してハイハイするお子さん
- 歩きだして靴下をフローリングで履かせたくないお子さん
のように体全体でフローリングと触れ合うことがとても多い時期ですよね。
体が冷えちゃうと一気に体調を崩したり風邪をひいてしまうかもしれません。
そんな事も含めまして、フローリングの表面温度が下がってきたなと感じたらすぐに床暖房を稼働するのが第一の開始時期かなと思います。
床暖房の開始時期の目安は地域によって変わりますが
- 北は10月中旬から南は11月上旬
辺りになるのかな?と思います。
そんなフローリングの表面温度が冷たいなと思ったら床暖開始という方に向けた記事がこちらです。
関連 一条工務店:床暖房の開始はフローリング表面温度と足元の体感の寒さがポイント
靴下やスリッパ派は室温が下がり傾向になってから
一方で靴下やスリッパを履く派の方は基本的にフローリングの冷たさを感じないでしょう。
その為に室温が下がるまではあまり床暖房を稼働する必要性を感じないと思います。
それ以外にも
- エアコンを切ったばかりなのに床暖房は勿体無い
- まだ寒くないから我慢しよう
- 早く床暖房を付けたら負けた気がする
- 去年はまだ付けてなかったから
- 家族がまだ早いと言って許可してくれない
などの何か見えないものと戦っている派の方もこちらに入ります。
この場合は恐らくフローリングの表面温度が20℃前後まで落ちてかなり冷たくなっていると思います。
靴下やスリッパを履いて耐えてらっしゃるのではと思うのですが裸足で我慢してる方いらっしゃいますか?
寒さの基準は室温が下がってきてから
足元の寒さを感じないので寒さの基準はもちろん「室温」になるでしょう。
この場合は床暖房の開始時期はかなり遅くなるのかなと思います。
先程の裸足派の方に比べて約1ヶ月ほど開始時期が遅れて
- 北は11月上旬から南は11月下旬
あたりが開始時期の目安になるのかなと思います。
裸足派の方が続々と床暖房を開始したというSNSなどでの報告を横目に、
と迷う方も多そうです。
結局は寒いと感じて我慢できなくなった人が勝手に床暖房を初めてしまう例も多く見受けます。
室温が下がるポイントを見極めることが大切
フローリングの冷たさと関係なく室温で床暖房の開始時期を考える方は
- 一定の室温を下回ったら開始する
- 一定の室温を下回りそうになったら開始する
という感じの方法に分かれそうです。
多くが週間天気予報の最低気温などを判断ポイントにされる方も多いと思います。
- 室温が○○℃を○日連続で下回ったら
- 最低気温が○日連続で○○℃以下になったら
みたいな自分なりの基準を設けてる方も多いかと思います。
しかし一歩間違うと室温が思っていたよりも落ちてしまったりする方も多そうです。
そんな方の為に提案するのが室温の目安となる平均気温を最低気温から予測する方法です。
気象庁の発表する平均気温を元に
- 平均気温+内部発熱=室温
になることを逆手にとって予測する方法です。
しかし平均気温は過去のデータであり未来を予想するものではありません。
その為に平均気温と最低気温の関係を眺めて最低気温から予測できないかな?というのがこちらの記事になります。
関連 一条工務店:床暖房の開始時期を天気予報の最低気温から予測する方法
一条工務店の床暖房はいつから開始すればいいのか?
一条工務店さんの床暖房を開始する目安は各家庭の生活の仕方によって変わりそうです。
- 裸足でフローリングと触れ合う機会が多い方
- 靴下やスリッパを履いて室温を基準に考える方
それぞれに床暖房をいつから開始すればいいのか?の最適解は異なりそうです。
また一番の問題がやはり家族間の認識のすり合わせになりましょうか。
何れにせよ寒暖の差が大きい時期です。
それに伴い室温もある程度上下するのがこの時期です。
- 服装で調節する
- ECO運転で調節する
- 家族の誰かが我慢する
個人的にはちょっとの電気代で快適に過ごせるのであれば何を我慢する必要があるのだろう?と思うところがあります。
いずれにせよ、どのような方法を選ぶかは各家庭によるでしょう。