今回は物干し計画とお風呂の紹介です。この記事は上棟前の間取り紹介の記事にそって加筆修正しております。上棟後に変更した物干し計画につきましては記事の最後にリンクを貼っております。
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脱衣所・風呂の物干し計画
物干し計画の図面
我が家での設計時の物干し計画は図面で表すとこのような形で考えておりました。
物干し金物の紹介
モリテック くるリング
オプション料金:?????円(定価15,000円)
公式HPはこちらからご覧下さい。念の為に書き添えておきますが、我が家の設計時には一条さんで取扱がなく施主支給しました。今は地域によって一条さんから取り寄せも可能のようです。
http://www.molitec.co.jp/products/unit/kururing.html
こちらのお値段は2個セットになっていますのでご注意下さいね。一条工務店の標準で取り付けられる川口技研のSPCは、天井から取り外せるとは言ってもほとんどの方が天井からぶら下げっぱなしではないかと思います。来客時には取り外すものの設計時には天井からぶら下がりっぱなしでも大丈夫なように設計をするのではないでしょうか?これはSPCを収納するのが単純に面倒だからだと思うんです。
くるリングの注意点
この商品は使わない時に気軽に天井に収納が可能です。しかし注意しなければならないのは、SPCと違い天井から紐状の物がぶら下がっているだけなので、風に煽られたりぶつかると天井を視点に振り子のように振られてしまうようです。
邪魔なので引き下げ紐は取り外す予定
格納状態から引き下げる紐もぶら下がっているのですが、こちらは邪魔なので外してしまおうと思います。天井から引き下げる際にはお隣で使っているモリテックのルームハンガーを引き下げる際に使う棒で引き下げようと思っています。この棒に関しては脱衣所の自在棚付近に常備しておけば直ぐに手が届くので不便はないかなと思います。
くるリングの用途
こちらにはピッチハンガーなどをぶら下げる予定です。タオル掛けにタオルなどが掛かっている状態では干しにくい可能性もありますので、その際は浴室入り口側のくるリングを使用するなどして臨機応変に使えるといいなと思います。
NASTA AirHoop(エアフープ)
オプション料金:セット品で7,000~8,000円程
こちらも洋室で使用した物と同じですね。脱衣所なので基本的に天井からぶら下げっぱなしでも問題ないかなと思いエアフープを採用しました。
天井補強(3尺×12尺)
オプション料金:3,800円
物干し金物を取り付けるために脱衣所は全面が天井補強となっています。
物干し計画に対する考え方
我が家では子供が大きくなるまでは洋室(子供部屋)を物干し部屋につかったり、リビングにも主寝室にも物干しスペースを確保しています。しかし梅雨時期に湿度が高い時期は洗面所とお風呂、さらには洗面所を一つの空間として除湿乾燥機を稼働し、最短時間で部屋干しができる環境を考えました。
物干し専用の小部屋なんかを採用できる方はそれが一番ですが、我が家の計画ではそこまでの広さが確保出来ませんでしたのでこのような計画をしています。
また、風呂まで含めた空間を除湿乾燥機を使って室内干し出来ますと、入浴後のお風呂も一緒に除湿してくれてお風呂のカビ対策にもならないかな?と期待しています。
セラールの施工
先程紹介したくるリングにも言えることですが、天井からぶら下げたピッチハンガーなどが振られた際に壁に当たり壁紙などを傷つける可能性も危惧しました。
セラールの施工図面
セラール(キッチンボード)は下の図面の赤い枠で覆われた壁に全面施工しました。
セラール施工の変遷
セラールの施工に関しましてはそもそもお風呂側の壁に取り付ける2連のバスタオル掛けを使用する際に壁紙などがカビたりしないように1マス分だけ施工するだけでした。その後にセラールの計画をするなかでセラールの注文が1ロット2枚(2マス分)だということを知り、それならばと北側と南側の0.5マスずつに半分に割って施工をお願いしました。
壁紙保護の観点も
ロットの問題で副産物的に貼られた南北0.5マスずつのセラールでしたが、ここにセラールがあるお陰で壁紙の保護になりました。先程紹介したモリテックのくるリングが触れやすく壁に当たりやすいと紹介しましたが、これでピッチハンガーなどが壁に接触しても通常の壁紙ほどのダメージは受けずに済みそうです。
くるリングに限らずに物干し金物を壁に近い場所に取り付ける際に注意しなければ鳴らない点は、ピッチハンガーなどが動いた際に壁にぶつかるとか、物干し竿の先端が壁紙に接触するなどして壁紙などが傷つく可能性があります。その際は竿などに緩衝材を取り付ける事も必要かもしれませんね。
こちらはお友達のとりさんの脱衣所ですが、物干し竿はDIY品ですが両端にフェルトシールを貼り壁紙の保護をされています。流石ですね。
http://tori-ismart.net/small-laundry-space/
ピッチハンガーなどはご自分で使いやすいものなど拘りが有る方も居らっしゃると思います。そのような方は物干し金物にぶら下げた際に壁にどれだけ近づくのかしっかり計画されて下さい。
お風呂の紹介
システムバス変更 スマートバス 1.25坪タイプ(ウッディナチュラル)
オプション料金:93,500円
i-cubeはスタンダードが標準ですが、我が家ではスマートバスに変更をしました。色は即決でウッディナチュラルです。
鏡の大きさ選択
大きな鏡が特徴的なスマートバスですが我が家ではあの大きな鏡がとても嫌でした。お掃除は大変だし入浴中は曇って基本的に見えないし。お友達にお風呂の紹介をするときに大きな鏡で広く豪華に見えるだけが利点じゃないかななんて思ったりします。
我が家では間取りの関係はあったものの、あえてこのようなお風呂の配置にしまして浴槽北側に窓を配置し鏡を半分にすることが出来ました。
我が家にとって鏡は本当に悩ましくて。水垢やサビなどが出てくることを考えると鏡を取り外して自分で小さい物を取り付けたいとも思ったのですが、鏡を取り外す事は出来ませんでした。私と同じく鏡が小さくても良いという方はこのような方法で鏡を小さくすることも出来ますので覚えておいてくださいね。
入居後に対応予定の件
シャワーヘッドの支持金具の移動性がかなり悪いようですね。こちらは設計時から注文することは出来ませんが、入居後に補修部品として取り寄せることはできます。これで上下2個の金具を設置したいなと思います。
また、シャワーホースもスマートバスのものは個人的に固くて使いにくそうだなと思っています。こちらも普通のホースに交換したいなと思っています。こちらのホース交換に関してはスペシアさんが行われていましたので興味のある方はご覧下さいね。
http://rikutuppoi.net/smartbath-showerhose-diy/
お風呂のブラインドガラスの選択
一条工務店の窓は現在トリプルサッシが標準ですが、もうひとつ特徴的なものにブラインド内蔵窓がありますよね。磁石でペアガラスの中に設置されたブラインドを操作出来て、ブラインドのお掃除の手間も要らない窓です。
一般的に設計さんがつくる図面はお風呂の窓はこのブラインド内蔵ガラスになると思います。外からの視線も遮られますし一見良さそうな選択に見えるのですが我が家では採用しませんでした。
このブラインド内蔵ガラスですが、一条工務店で標準採用されているトリプルサッシに比べると断熱性能はかなり落ちるようです。立地などによりブラインドを使っての目隠しの必要はありますが、私個人の感想としてはカスミガラスでもよほど窓の近くに寄らないと中が見えることは無いのではないかと思います。
我が家の配置で言うとこの緑の部分に仁王立ちしないと姿は見えません。もっと窓に寄らないと見えないかもしれません。そんな状況どこまであるでしょうか?
よくお風呂の寒さを気にされて床暖設定を上げるとか、補助暖房がやっぱり欲しいとかいうお話を目にしますが、そのような方はまずこのガラスをブラインド内蔵から変更する事をオススメしたいと思います。i-cubeの方は格子窓までしっかり設定できますよ。是非ともご検討下さい。
間取り紹介はこちらからご覧頂けます。
https://www.maboko.net/category/layout/
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