一条工務店さんで採用される方も多い自在棚オプション。
この自在棚の棚板ですが実は2種類あるんですよね。
- セゾン・i-cube・ブリアールなどの茶色の棚
- i-smartの白い棚
こちらの棚は色が違うだけでなく色々な差があるのですがこちらが仕様変更になったようなんです。
具体的にいうと2016年9月20日に仕様変更がありブリアールやi-cubeで採用されている自在棚の棚板の設定が無くなりi-smat用の棚板に規格統一されるというお話です。
この件の真相を自分も確認してみたく現場で監督さんに確認をしてみました。
自在棚の仕様変更は本当か?
どうやら本当のようですね。
私が拝見したブログではすでに切り替わっているけれども打ち合わせしている方は2016年10月中はどちらも選べるようなお話が書いてありました。
この辺の情報の正確性は私には確認が出来ませんでした。
しかし監督さんに聞きましたら確かにi-smartの棚板に規格統一されるということで間違いないようです。
棚板の違い
i-smartの棚板
こちらは化粧板が貼ってあるもので色は白です。
i-smartのスタイリッシュな建具のイメージに合っているんだと思います。
ちなみに耐荷重はお友達が設計さんからお聞きした話によると20kg/枚ということですね。
自在棚をキッチンの家電収納として使おうと思うとオーブンレンジなどはかなり重さが心配な耐荷重ですよね。
i-cubeの棚板
こちらは集成材で出来ている正真正銘の板でして色は木目というか茶色です。
i-cubeの全体的な建具の雰囲気というか木の感じが出ていて良いなと思います。
こんなやつですよね。
耐荷重は50kg/枚ということでかなり重い物も置ける仕様だなと思います。
問題になる追加購入問題
今回このように棚板が共通化されるとなるとこの無くなる茶色の棚板を追加で購入したいとなった場合に手に入らない場合があるのかもしれません。
もちろんサイズを測ってホームセンターなどで切ってもらってもよいのですが、私としてはそんな面倒な事をするよりも同じものを一条さんに頼んで済ませたいなと思っていました。
しかし仕様自体が無くなると新たな棚板が手に入らない可能性がありますよね。
私のように不揃いが嫌で一条純正品の棚板が欲しいなと言う方は今のうちに問い合わせて注文しておく必要があるのかなと思いました。
棚板の仕様変更は確かに行われていますが、旧タイプを使っている方が棚板を追加したいと申し出ても数年間は対応できるだけの在庫を確保しているそうです。
監督さんの小話
今回の棚板の変更にあたっては現場では改悪でしかないとこっそりお話しいただけました。
図面通りに施工をしても棚板を入れようと思うとミリ単位でビミョーにギリギリだったりすることがあるそうですね。
その際に集成材のi-cubeの棚板だと数ミリだけ削ってきれいに収まるように調節することもあるそうなんです。
しかしi-smart用の化粧板の貼られた棚板の場合削るわけに行かないのである程度無理に入れなければならない場合もあります。
さらに場合によっては化粧板を一度外して中の板を削ってまた化粧板を付け直すなんて事をすることもあるそうです。
番外編:まぼこのひとりごと
私が打ち合わせ中にもi-cubeの仕様変更があって窓枠の木枠がi-smartと同じ白い枠に変わりました。
という打ち合わせが始まった時点で気付いたら変わってました。
この部分ですね。
木の雰囲気が好きでi-cubeにした私達夫婦にとっては結構な衝撃でしたがワガママを言ってもどうしようもないのですよね。
このときの記事にも書いたのですがi-smart人気に押されてi-cubeが無くなるんじゃないの?って思いました。
実際に現在はi-cubeは無くなっていないもののi-series2という名前に統一されてそこからi-smartとi-cubeの派生があるような形になっていますよね。
窓枠の部材が共通になり、標準手すりがセゾン寄りのデザインからsmartよりのスタイリッシュなデザインになり、そして自在棚の棚板も共通になり、どんどん部材が共通化されていってそのうち本当にi-cubeって無くなるんじゃないの?って思ってしまいます。
だってi-series2という商品の中でcube/smartの住設が全て選択できればもうcubeもsmartも分ける必要が無いわけですものね。
窓の問題はあるのかな。
格子窓の違いはもちろんありますがi-cubeの方が若干でもC値などが良いのは一般的に窓の選択肢が狭められていることが原因なのかな?って素人考えしてました。(パノラマフィックス窓などの大きな窓の存在です
)それによって住設の選択肢は狭いものの対性能に対するコスパはcubeの方が良かった訳ですが、断熱材を改良して見た目の数値さえ上がっちゃえば公に対する公表値もクリアしちゃえば問題ない。
しかし皮肉なことに坪単価がどんどん上がるに従って坪単価の安いi-cubeなどの需要が高まっているような気もします。
住宅性能が改良されて良くなる事が良い反面、それに伴って余計な単価が上がるのは太陽光の売電価格も下がりましたしこれから計画をされる方は大変だなと思うわけです
。まぁここは会社としてどの層への販売を考えるかによるわけで私なんかが考えてもしょうがないことなんですけどね。
まとまりのない独り言で失礼しました。
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