今回のWeb内覧会はリビングの南側に位置しますソファーコーナーの紹介をさせて頂きます。
我が家のリビングのメインは畳コーナーであり基本ゴロゴロしたいというのは間違いありません。しかしそれはソファに座らないということではなく、やっぱり気軽に腰掛ける場所っていうのは欲しいんですよね。
我が家では設計段階から畳コーナーとソファーコーナーは隣接させて、畳でゴロゴロしつつもソファに気軽に座れるスペースを確保したいと思っていました。
また、空気清浄機や加湿器などの家電品の定位置としてユーティリティスペースを作り、またエアコン効率を最大限に発揮できるように設計をした場所でもあります。
エリア的ににかなり狭い範囲になりますが内容盛り沢山です。どうぞご覧くださいませ。
図面の紹介
リビングのソファーコーナー周りの間取りは図面上ではこのようになっています。
LDKの南西側の一番陽当りが良い場所になりますね。2×4マスの4畳分のスペースに押入収納を配置しております。押入収納は内容が盛り沢山なので別途内覧会で紹介させて頂きます。
ソファエリアとユーティリティエリアと押入エリア
この場所ですが、大きく3つのエリアに分かれています。
- ソファエリアはそのままソファを置く予定の場所になります。畳コーナーに隣接して畳に座ってソファに寄り掛かるという王道的な使い方もできるように考えています。
- 押入エリアは後に紹介する押入Mとして特徴的な収納になっています。
- ユーティリティエリアですが上段は物干しのエリアとして、下段は空気清浄機や加湿器や除湿乾燥機などの季節物の家電を置けるスペースとして活用しています。
今回はソファエリアとユーティリティエリアまでを紹介させて頂きますね。
窓の選択
こちらのソファコーナーには我が家で一番大きな窓を設置しています。
窓は小さいほど良いと言いながら、LDKの開放感を得るためにここだけはi-cubeとしては最大サイズの掃き出し窓(J8671N)を配置しました。
南側の窓(J5930N)に関しましては必要以上に大きくせずに壁を有効に使えるように考えました。平屋というのはどうしても採光面が心配になり必要以上に窓を大きくしがちです。
しかしながらお隣に最大サイズの掃き出し窓がありますのでこの窓を大きくしたところで採光面の違いはほとんど無く、隣家などからの視線などを考えると決して大きい窓は必要ないと判断しました。
物干しエリアとしての用途
家の各所に物干しエリアを作っている我が家ですが、こちらリビングにも採用をしています。
モリテック ルームハンガー ダブルポールタイプ
- オプション料金:施主支給品
こちらがダブルポールタイプの設置場所になります。この場所はユーティリティスペースの上段になりますね。出っ張り感はあるものの、普段はこのように簡単に天井に格納しておける点からもリビングなどの人目に触れる場所にはうってつけだと思います。
普段はこのようにダブルポールを2段構成にして使っています。上段には子供服を掛けて丁度良い感じになります。高さが足りないので大人用の服を掛けることは出来ません。下段は普通に物干しとして活用できます。どちらも9段階の高さ設定が出来るので干すものによって高さ設定を変更出来る点は良いですね。
この場所は物干しをしている場合にはあまり立ち入らない場所なので、ダブルポールタイプで二段構成にしても通過する際に困ることはありません。
また、日中の物干し時には窓からの採光で効率的に物干しが出来るように考えました。
ほとんど使うことはありませんが、このような使い方も出来るようです。この場合に壁側にハンガーなどを掛ける使い方を出来るように設計をするとかなり壁から離さないと使いにくいので、壁側はタオルなどを掛ける場所と割り切って取り付け位置を指定しました。
しかしながらサブポールを設置しないと使えないので、このような使い方をしたことは一度もありません。上下ダブルの使い方で十分使いやすいです。
ホスクリーン
一条さんで3本サービスで取り付けられるホスクリーン(SPC)です。残りの2個は洋室(子供部屋)に設置しています。
こちらエアコンの前に設置しています。現在はピッチハンガーを吊り下げる場所として使用しています。将来的に子供部屋に物干しができなくなり物干し場所が足りなくなった場合にホスクリーンをもう一本取り付けして物干し竿を取り付け、掃出し窓めいっぱいに物干しが出来るように設計をしました。
照明・コンセントなど
こちらの壁面にも用途を考えた上でコンセントやスイッチを配置しています。
畳コーナーにも配置したこまめにスイッチ&コンセントがこちらにもありますね。こちらも足元の間接照明などを手元で操作出来るように配置しました。
その他必要なコンセントやスイッチが配置されています。家電置き場なので必要コンセント数もそれなりに必要です。
こちらソファーコーナーの上にはダウンライトが2灯設置されています。ソファに寝転んだり仰け反って上を向いた時に眩しくないようにパネルミナと呼ばれる直視しても眩しくないパネルミナタイプのダウンライトを採用しています。
エアコンの取り付け位置
Rayエアコンの取り付け位置を決めるにあたり我が家では悩んだ挙句にこちらに設置をしました。これにはしっかりと目的があって取り付けをしております。
こちらは家の南西に位置し周りに陽射しを遮るものもなく、掃き出し窓もあることから夏季において一番熱を取り込む場所になります。よってその温まった空気を取り込んで冷やすことが出来るように、エアコンの力を最大限に活用出来るようにこの位置に設置をしました。
我が家は平屋だけにこの位置がベストの設置位置だったと思います。しかし悔しいのはこちらにRayエアコンではなくて小型の再熱除湿付きのエアコンを設置しなかったことですね。私の設計時にそこまでの知識が無かったことが悔やまれます。
ソファを目隠しとして使う
入居前内覧会でありながら写真の都合や既に他の記事で紹介しているのでこちらの写真でご紹介します。ここだけ入居後内覧会みたいですね。
各家庭において空気清浄機や加湿器などの季節家電の定位置というのは設計時に計画をされると思います。我が家ではこのソファエリアの後ろにユーティリティエリアを設定をした訳ですが、その一番の理由が「ソファを使って目隠しをする」という事が出来るからです。
ただそこにソファがあるだけですが、雑多に見える機器を自然と隠すことによって部屋のゴチャゴチャ感が薄れてリビングエリアが凄くスッキリとした印象になると思います。
ちなみにソファの裏側にはこのようにスタンドライトと空気清浄機と除湿機が置かれています。入居初年度は何故か過加湿状態が続いて加湿器の出番はありませんでしたが、次回の冬からは加湿器も常駐することでしょう。
この目隠し案は本当に成功だったと思います。またこのソファーコーナー自体がLDKから少しだけ隔離された場所である点も、普段の生活で座っていることが多いダイニングエリアから見えないという点も大きいです。
こちらも既に公開している写真ですが普段座っているダイニングからの視線がこのような感じなんですよね。ダイニングエリアからは自然と隠れる場所なので、物干しなどをしてあっても視線に入ることがなく部屋の雰囲気を損なうことがありません。
間取り紹介はこちらからご覧ください。
今回のWeb内覧会はソファーコーナーの紹介でしたが、この場所は後に紹介する押入と共にLDKにおける普段の実用的な部分を担う大事な場所になります。
この場所があるおかげで畳コーナーなどに物が溢れずに部屋全体がスッキリとした印象になるわけです。
当初は息子の机なども置くことがあるかな?と思っていましたが、現状ではその用途は無さそうですね。それだけこの部分の使い勝手は生活に直結しそうで現状を崩したくありません。
詳しい間取り紹介はこちらの記事でも紹介しておりますので宜しければご覧下さい。
まぼこ様 こんばんは。
ソファで家電を隠してリビングをスッキリ見せる工夫、さすがですね!
加湿器や空気清浄器など、普通に見えるところに置いている私には目から鱗です。間取りに余裕があればスペースを作るとスッキリしますね~ 物干しもダイニングから見えないところで、ソファの後ろなので、気になりませんね。 ぜひ、そういう観点を参考にさせていただきたいと思いました。
素朴な疑問なのですが、空気清浄器はあった方が良いですか? 私の思い込みで一条の家に住むようになったら、今使っている空気清浄器は捨てようと思ってました・・・・・
>yutomi様
こんにちわ、お褒めいただきありがとうございます!
空気清浄機は好き好きじゃないでしょうか?我が家では息子が生まれる前に新しい物を購入してまだまだ新しいので使っています。たぶんこれが壊れてもまた買うかなぁとは思います。
加湿空気清浄機として機能が一体化しているものが多いですが、我が家では加湿機能は一切使っていません。内部のカビやカルキなどの掃除が大変なので加湿機能はしっかりとした容量の加湿器を使っています。
家の中のホコリは色々な場所から出ると思いますが、LDKに限ってはソファやタイルカーペットから出るホコリが多そうです。その場所に空気清浄機があることでソファなんかに座ると直ぐに稼働したりするのでそれなりに効果はあるのかなと思います。1ヶ月毎のフィルター掃除でもしっかりホコリが付着していますしそれなりに効果があるんだと思いますよ。
まぼこ様
そうなんですね。埃の多そうなところには、あった方がよさそうですね!
捨てずにとって置くことにします。
ありがとうございました!
>yutomi様
空気清浄機も加湿器も除湿機も手入れをしっかりしないとカビなどを撒き散らす原因になりますから、あとは使っている方の自己満足感も強いと思うのでよく検討されてくださいね。