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【Web内覧会】畳とフローリングのハイブリッド!物干しと収納を兼ね備えた寝室の紹介




今回のWeb内覧会は主寝室の紹介になります。

寝室というと寝るだけの部屋として最低限の広さしか確保していない方も多いですよね。

隣接してWIC(ウォークインクローゼット)などを設置する方も多いでしょう。

我が家の寝室は寝るための部屋としてだけでなく収納と物干し部屋を兼ねた部屋として作りました。

よって広さだけでいうと収納を入れて10.1畳というわりと広めのスペースを確保しています。

多様な用途を考えた寝室になります。駆け足になりそうですがどうぞご覧下さいませ。

入居後の内覧会につきましては細かい部分に注目しながら紹介していきますが、入居前Web内覧会につきましては間取り紹介に準じる形で全体的な出来上がりをご紹介するという形にしております

図面の紹介

こちらが寝室の図面になります。三枚扉の収納の際にもご紹介しましたよね。改めてご紹介しますと、大きく分けて4つのエリアで構成されています。

  1. 3枚扉の押入が入ったWICエリア
  2. 扉のないハンガーパイプ付きのWICエリア
  3. 布団を敷く畳エリア
  4. 物干しと通路を兼ねたフローリングエリア

こちらを全体の様子を見ながら紹介して行きたいなと思います。

全体の紹介

それでは全体の紹介をしていこうと思います。

こちらがLDKからの引き戸から入ってきた景色になります。

i-cubeらしさを醸し出す3連窓はこちら主寝室の南側に配置してみました。

また向かいの窓(西側)はあまり機会はないものの外気を取り入れる際に困らないように引き戸にしてあります。

こちらがLDKからの入口の引き戸になります。

昼間は完全に開けっ放しになっています。

こちらの扉はC311という間口が狭いタイプになっていますのでC300という通常タイプはもうちょっとだけ大きな引き戸になると思います。

CHECK

介護面を考えた引き戸の選択についてはこちらの記事で紹介しております。

関連 引き戸の選択、介護仕様住宅への考え方。

畳は6枚敷いていますが実質の広さは5.25畳になります。(3.5マス×3マス)

畳は大きくすることは出来ませんがスペースに合わせて小さくすることは出来るのです。

よって見栄えが良いように6畳分の畳を調整してくださってこのように敷かれています。

よく見ると畳を囲うようにフローリングスペースがありますね。

普段の動線と物干しスペースの下はフローリングにしてみました。

三枚扉のWICを除いて8.63畳というスペースなのでそんなに狭い訳ではないのです。

ポイントはやっぱりWICのデッドスペースを減らしたことかなと思います。

WICは通路部分がどうしても無駄なスペースだと思っていました。

どうせならその通路部分を居室スペースとして使うことで広い部屋を確保したいと思いこのような間取りになりました。

CHECK

いかにして3枚扉の収納は計画されたのか?細かい間取り紹介はこちらです!

関連 間取り紹介#30 主寝室:三枚引き戸の押入収納

広さを確保するために苦慮したWICのデッドスペース

一般的にはお着替えが出来る大容量のWICってよく設置されますよね。

我が家も計画当初は採用をしようと思っていました。

しかし約27坪という限られた大きさの平屋計画ではどうしてもデッドスペースを減らさないと居室の広さを確保できませんでした。

我が家ではLDKでも分かるように出来るだけ狭いとうか、圧迫感のある部屋を作りたくありませんでした。

そんな時にこの図面にあるような一般的なWICのこの通路部分!

もうこのデッドスペースが恨めしくて恨めしくて。

十分広い家で計画が出来る方は良いですが我が家のように限られた条件で間取り検討をするとこのデッドスペースはあまりに無駄でした。

ということで、このウォークイン出来ないクローゼットを作ることによりデッドスペースを減らし最大限の収納力と最大限の広さを確保することが可能になったのです。

もしも三枚扉収納が普通のWICだったら扉部分がもっと手前に来て私が満足出来る寝室にはならなかったと思います。

私と同じように間取り検討で困っている方。

ウォークインクローゼットを採用しているのならそのお着替えスペースは本当に必要ですか?

何処かに収納を組み込むことで劇的に間取りが変わる可能性もありますよ?

WICはこうあるべき!をリセットして今一度自分の暮らしを考え直すことも必要なのかなと思います。

そうして我が家は理想の寝室を作ることが出来ました。

CHECK

特徴的な3枚扉を使った収納は収納力と使いやすさを兼ね備えたオススメの収納です!

関連 【Web内覧会】一条工務店でおすすめの収納!三枚扉を使った押入れで収納に無限の可能性を。

畳スペースの施工

我が家のリビングには畳コーナーがありますが、寝室とは微妙に施工が違うんですよね。

こちらは畳とフローリングの境目の白木が太めです。

比較対象の仕方が悪いのですが寝室のほうが細いです。

これはどうして違うんでしょうね?

畳の種類の問題なのでしょうか?

また以前にもお伝えしましたが床暖の施工方法も違います。

こちらリビングの畳コーナーは床暖特別施工的なオプションがかかっているのに床暖は周りと配管経路が別れていません。

こちら寝室は畳エリアがしっかり別れてるんですよね。

でも床暖のエリア設定を分割出来るわけではないんです。

普段使いのWIC

こちらが普段から使う為にあえて扉などを付けずに開放してあるクローゼットエリアになります。

こちらには毎日通勤に来ていくシャツやスラックスや上着など使用頻度がとにかく高い物を置いています。

また現在は息子のオムツや着替えなどで使用頻度の高いものも下段の収納ボックスに入れています。

やっぱりこの収納ボックスは使い場所を選びませんし重いものを入れても出し入れがスムーズで使い勝手が良いです。

CHECK

使用頻度の高いWICは扉をあえて採用せずアクセスのしやすさを優先しました!

関連 間取り紹介#31 主寝室:使用頻度大の仮WIC

動線を考えてフローリングに

こちらのエリアに向かう寝室のLDK側は1マス幅のフローリングになっています。

主寝室を全て畳にしてもお値段が増えるわけではないので畳にしてしまいそうな所です。

しかしLDKからの動線として歩く頻度が多いので畳を痛めないようにあえてフローリングにしたわけです。

寝転がるような場合において畳というのはとても良いものです。

しかしやっぱりメンテナンス面を考えるとフローリングには敵いませんよね。

1マス幅のフローリングですが壁が片方にしかないので結構幅広い印象があります。

このような動線を行き来することは特にも右側の普段使いのWICは毎日の中で本当に多いです。

またその為にいちいち扉の開け閉めがなくてもよいように開放された収納スペースを作りました。

毎日何度も使う収納の扉の開け閉めなんて面倒です。

他所の人に見せる場所ではありませんし扉を作らなかったのは大正解だと思います。

パイプハンガー棚板の上は分電盤&AVエリア

こちらパイプハンガー棚板の上は分電盤及びAVアンプなどの機械的な配置場所になります。

左側には分電盤を、右側には各種対応のコンセントやエアコンのスリーブ配管などが配置されています。

我が家では14.35kwの余剰買取制度を利用した太陽光発電を導入しましたが分電盤は1つにまとめられていました。

我が家の管轄である東北電力管内だけのことなのかは分かりません。

私が打ち合わせ中ぐらいに2つ→1つに変わったようなお話を設計さんがされていました。

この分電盤の大きさは1マス範囲の壁に囲まれたスペースには入らないということでこの幅1.5マスの棚板の上を設置場所に選びました。

こちらは細かく文章で説明すると面倒なので図面の注意書きをご覧ください。

  1. 蓄電池採用に向けての準備
  2. LDKからのHDMIケーブル空配管及び寝室テレビまでの空配管
  3. AVアンプやゲームなどを置くことを考えたコンセント配置

大まかに考えてこんなところを考慮して計画をしました。

外壁面への分電盤設置

一般的に分電盤を外壁面に設置することは設計さんは嫌がると思います。

それは外壁面には断熱材があり分電盤への配線を通す場所が無いからです。

しかし壁をふかすことにより配線の逃げ道を作り分電盤を設置することが可能になります。

壁をふかすとこのように段差が出来ます。

もしも段差が気になる方が凸凹を無くそうと思った際は床面まで全体的にふかしてしまえば良いのです。

我が家の場合はこのハンガーパイプには常に服が吊り下がっておりますので凸凹は全く気になりません。

下部には収納ボックスなどを置きたいので出来るだけスペースを潰したくありませんでした。

手前のタレ壁と棚板の幅がちょっと狭いです。

しかしタレ壁が分電盤周りの乱雑さを隠してくれる良い働きをしてくれています。

CHECK

分電盤は将来的な蓄電池の採用を考えて沢山の事を想定し準備したこだわりの設置場所です。

関連 分電盤の設置・蓄電池に備えて

室内物干しの計画

こちら寝室にも室内物干し計画をしております。

使用しているのはいずれもナスタ(NASTA)のエアフープになります。

またポールもナスタ(NASTA)のランドリーポールを使用しています。

ナスタのランドリーポールはデザイン性が良い以外にも以外なほど軽いんです。

特にも竿を出し入れする場所にとっては軽さは大きなポイントになります。

こちらはエアフープの長さSサイズを使用しています。

Sサイズを使用した場合のランドリーポールの天井からの高さが37センチになります。

左側にあるタレ壁が35センチなのでポールが上手くタレ壁の下を交わせるなという計画でした。

動線を優先して出来るだけポールの位置を高くしようという計画でした。

現在はMサイズを使用しています。物干し頻度が高い為にMサイズで干しやすさを優先しています。

こちらはエアフープのLサイズを2個連結してランドリーポールの位置を極力低く設定しています。

使用しているランドリーポールも1.7~3.0メートルまで伸縮する中間のタイプです。

これはエアフープ間の距離を約2.6メートル確保しシーツなどの大物を2組干せるように設定したためです。

我が家で使用しているダブルサイズの敷パッドが140センチなので天井からぶら下がっているエアフープをちょっと左右に広げて調節するとなんとかぎりぎり2枚干すことが出来ます。

またフローリングからの高さも約130センチです。

大人だと腰よりちょっと高いぐらいの高さなのでシーツなどの大きな物も干しやすい高さです。

詳しくは物干しの特集で紹介したいのですがとっても使いやすい物干し場所です。

シーツなどの大物を干す場所として設置したにも関わらずポールを毎回出し入れする手間を差し引いても妻は真っ先にここに物干しを始めます。

その理由は

  • この場所が陽当りの良い物干しの一等地である点
  • 物干し位置が低くて作業がとっても楽だという点

からという事です。

もちろん干す位置(高さ)が低いということは通行の邪魔になりますので設置場所の制約などあるかと思います。

しかし人があまり立ち入らない場所や時間帯にこのような位置の低い物干し場所を確保しておくととても使い勝手が良さそうですよ。

CHECK

我が家で計画した物干し計画の全貌はこちらからどうぞ!

関連 物干し計画:一年を通して湿度管理が出来るように考えましょう。

詳しい間取り紹介はこちらからご覧いただけます。

今回のWeb内覧会はかなり内容の濃い場所になったのではないかと思います。

入居前ということでかなりざっくりとした内覧会になってしまいました。

詳しいところは入居後の内覧会として追って紹介させて頂きたいなと思います。

また全く触れなかった照明に関してましては下記の「あわせて読みたい記事一覧」からご覧頂ければと思います。

 

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まぼこmaboko
福島県で2016年に一条工務店で新築を建てました。 家づくりに関わった時に身に着けた知識を皆さんにお伝えします。全館冷房や全館床暖房の暮らし方など、多数の間取り相談に応じています。

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